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前ランボルギーニのテストドライバー、バルボーニ氏。かつての社長が乗っていたカウンタックに乗る

2017/07/05

ランボルギーニの生ける伝説、バレンチノ・バルボーニ氏が1986年モデルのカウンタック・クワトロバルボーレをドライブ。
なお、このカウンタックはランボルギーニがミムラン傘下(1981-1986)にあったとき、そのCEOであるパトリック・ミムランが所有していたもの。

ボディカラーはワンオフの「ボルドー・スペチアーレ」、インテリアもワンオフのレザー製ヘッドライナーを装備。
エンジンにはスポーツカム装着、追加オイルクーラー装備によって標準の455馬力から470馬力にまでパワーアップされたスペシャルモデルです。

バルボーニ氏によるとカウンタックはエンジン搭載位置がやや高く、それによって発生するオーバーステアが”ダンスを踊るようで”「楽しい」とのこと。

バルボーニ氏がランボルギーニを去る際、ランボルギーニはその貢献を讃えて「後輪駆動、マニュアルトランスミッション、ハードサス」へと変更したガヤルド”LP550-2バレンチノ・バルボーニ”を限定発売しており(後輪駆動のガヤルドはこれが”初”)、それにはバルボーニ氏の名前を関するとともに同氏の好みを反映。
その好みが「後輪駆動、マニュアルトランスミッション、ハードサス」だったわけですが、バレンチノ・バルボーニ氏は本当に「車を操る」ことが好きなんだなあ、と思います。

なおバレンチノ・バルボーニ氏はランボルギーニに入社後、(ランボルギーニのオーナーが何度も変わったにもかかわらず)40年間をランボルギーニで勤め上げた後に定年退職(ランボルギーニの歴史のうち、ほとんどをその目で見ている)。
その後もランボルギーニのアンバサダーとして世界中のイベントに出席し、最近では自身のブランドを立ち上げてアヴェンタドールSV用のエキゾーストシステムを発売するなど、精力的に活動しています。

スーパーカーの内装はやっぱりホワイト!

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