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テスラ・モデルSと1000馬力のスープラ。停止/走行中両方からの競争で見るEV/ガソリンの特性とは

2017/07/26

テスラ・モデルS P100Dと1000馬力にチューンされたトヨタ・スープラとの加速競争を収めた動画。
停止状態からの加速競争(ドラッグレース)、走行状態から加速に移る競争(ローリングスタート)の二種、それぞれ2本勝負が記録されています。
テスラ・モデルS P100Dは「ラディキュラス・モード」を使用すると0-100キロ加速2.5秒というブガッティ・シロン並みの加速を誇りますが、1000馬力のスープラとて強敵。

まずは停止状態からの加速競争。
やはりEVであるモデルSが強烈な加速を見せますが、その差には唖然とするばかり。
文字通りスープラが「点」になるほどの強烈な速さを見せています。

どうしたスープラ!こんなに差が出るとは!

今度は走行している状態、時速50マイル(80キロ)からの加速競争。
ここからだとスープラが一度もモデルSの後塵を拝することなく一気に加速して逃げ切り。

リベンジ成功!

4WD、かつEVのテスラはやはり加速とトラクションにすぐれ、「一瞬で最大トルクに達する」モーターの特性を活かして停止状態からのダッシュに勝りますが、一旦走行し始めてからの「伸び」はガソリンエンジン+ターボのスープラに利がある、ということがよく分かる内容となっています。

「モーターはダッシュに優れるが伸びない」「ガソリンエンジンはダッシュに劣るが伸びる(エンジンの特性というかトランスミッションがあるので)」という特性があり、EVにトランスミッションを搭載して「伸び」を良くするという方法もありますが、現時点ではこの両方を併せ持つ(スポーツ走行を目的とした)ハイブリッドが「最強」と言えるのかもしれません。

4WDでハイブリッドというとポルシェ918スパイダー、ホンダNSXが代表格で、これらはモーターとエンジンという異なる特性を持つ動力源を組み合わせ、双方の弱点をカバーし、さらに利点を倍加させることを狙ったもの、と考えることができそうです。

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