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マセラティ「2019年以降発売する車はエレクトリック化」。そもそもマセラティってどんな会社?

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マセラティが「2019年以降に発売する車はすべてエレクトリック化」と発表。
まずはハイブリッド化からはじめ、2021年には「オールエレクトリック」モデルが登場する可能性があるようですね。
これはフェラーリが「2019年以降に発売の車はすべてハイブリッド化」と発表したのと符合しますが、両者とも同じ技術を用いるのかもしれません(現在フェラーリはFCAから分離したものの、株主構成などを見るに事実上は”同じ”グループのままと言える)。

なおマセラティでは「現在2モデルのハイブリッド化」が進んでいるとのことですが、ひとつは「グラントゥーリズモ」かもしれない、と思います。
というのもグラントゥーリズモは2016年に新型に切り替わる予定であったものの、「販売好調」との理由で生産終了を撤回して生産を継続し、次期モデルは2020年頃登場、と報じられたところ。
これは「今モデルチェンジをするよりも、もうちょっと引っ張ってから(現在開発中の)ハイブリッドモデルとして発売した方がいい」という考え方が根底にあるかもしれず、「モデルチェンジ」よりも「ハイブリッド化」に重きを置いたためでは、と推測しています。

マセラティの歴史は1914年まで遡ることができますが、創業当時のマセラティは「レーシングカーづくり」に情熱を傾けており、創業した「マセラティ三兄弟」皆が同じ思いであった、とされています(マセラティのエンブレムは「三叉の銛」ですが、エアインテークなど「3」に因んだものが多いのは”三兄弟”がその理由と思われる)。

1937年には実業家のアドルフォ・オルシに経営権を譲るもののレース活動を継続し、1954/1957年にはF1でもドライバーズタイトルを取得するなどの活躍を見せながらも1957年にはすっぱりとモータースポーツ活動を停止。

その後マセラティは1975年にデ・トマソへ売却されることになりますが、デ・トマソのもとで出てきたのがかの「ビトゥルボ」。
「わかりやすい」イタリアンな雰囲気を持つビトゥルボは大ヒットを飛ばす事になりますが、デ・トマソの経営手腕そのものに問題があり、1993年にフィアットへと身売りすることに。
フィアット傘下となった後は現在に至るまで安定してニューモデルを発表するに至っており、しかしそれまでの1975-1993年という比較的長い期間その経営権を持っていたデ・トマソについては「黒歴史」なのかほとんど触れられることはなく、マセラティの公式ページにおける「マセラティの歴史」においてもその名は一度登場するのみ。

世界統一のマセラティ・クラブ設立、オフィシャルでのマセラティ・クラブ日本の代表である越湖信一氏の著書においてはその詳細な歴史にスポットライトが当てられているものの、当初レーシングカーメーカーとして設立され、F1での優勝経験があるにも現在はほぼモータースポーツに関わりがない(そして今後はエレクトリックカーメーカーに)など、とにかく(マセラティは)謎の多い会社ではあり、そしてその時代によってブランドのコアを変えながら100年以上も存続している、というのはある種脅威だと思います(同じイタリアのメーカー、フェラーリやランボルギーニはコアバリューが変わっていない)。

 

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