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BMWがM3とM4のドライブシャフトをカーボン製からスチール製に変更。「環境に配慮したため」

2017/08/20

BMWが11月生産分より、M3/M4/M4コンバーチブルに採用されるカーボン製ドライブシャフトをスチールに置き換える、と発表。
BMWはこの理由を「環境問題に関する要求を満たすため」としているものの、その詳細は不明。
おそらくは製造に関するものとみられますが、カーボン製の方が(製造時の)環境負荷が高い、ということなのでしょうね。

もちろんスチール化することで重量が増加するはずで、慣性重量も大きくなることで加速や減速両方に影響が出そうですが、BMWによると「非常に高い基準に従って製造されており、走行性能に影響はない」としています。

しかし消費者としては(M3/M4はハイパフォーマンスカーだけに)カーボン製シャフトの方がいいと考えるはずで、スチール製シャフトで納車された人が「カーボン製」へと(パーツを取り寄せて)置き換える可能性もありそうです。

ただ、「製造上の理由で」カーボン製シャフトを廃止するのであれば、今後「パーツとしても」供給しない可能性もあり、早晩このパーツは「レアもの」となるのかもしれませんね。

なおBMWはミニのモデルチェンジにおいてサスペンションアームをアルミ(R56)からスチール(F56)へと置き換えたことがありますが、アウディでも一部モデルのプラットフォームが「オールアルミ」から「アルミ+スチール」へと置き換わるなど、ほかメーカーでも「素材を変更」するケースは時折みられるようです。

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