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>アウディ(Audi) ■映画や音楽、本について

アウディがSFっぽいコンセプトカー「Aicon」公開。ほか映画に登場した未来のアウディも紹介


アウディが「Aicon(アイコン)」コンセプトを発表。
観音開きのドアを備える2+2ラグジュアリーサルーンで、内装に操作系がないことからもわかるとおり「完全自動運転」機能をもつEV。
このAiconコンセプトにおいて、アウディは自動運転のみならずドライブトレーン、サスペンション、ライティング、そして高級さにおいて未来を示しているとのこと。

アウディはこの車のことを「ロボットタクシー」と呼んでいますが、つまりは「自分で所有もしくは運転することを想定していない」ということになり、その意味では同時に公開した「Elaineコンセプト」とは異なります。
「Elaineコンセプト」はAiconコンセプトの「公共」とは反対に「パーソナル」というところに焦点を当て、持ち主の嗜好を学んで車が成長するということを掲げており、今回アウディは異なる性質を持つ、しかし両方とも自動運転を備えたコンセプトカーを持ち込んだことになりますね。

Aiconのサイズは前兆5444ミリ、幅2100ミリ、高さ1506ミリ、と「かなり巨大」(ホイールはなんと26インチ)。
現在のどのアウディよりも大きなサイズですが、その空間を贅沢に使用しており、インテリアにおいては「航空機のファーストクラス」をイメージした、と述べています。

外観における特徴の一つは「LEDライティングテクノロジー」で、通常のヘッドライトやテールランプは存在せず、かわりに大型「デジタルディスプレイ」を装備。
無数の三角形の発光体が見えますが、これがひとつひとつ独立して光り、その形状によって周囲への意思表示を行うようですね。

場合によっては接近するサイクリストに危険を知らせたりという使い方もできるそうですが、様々な可能性をひめたデバイスであるように思われます。

もう一つの特徴は「プロジェクター」で、これは様々な情報(文字含む)を自由に投影可能。
画像では「WELCOME」と表示されているものの、もちろん「GOODBYE」、ほかの文字も表示可能ということですね。

そして「タクシー」というからには乗客に気遣った装備も与えられ、たとえば暗闇で乗降する際には画像のように足元を照らすと同時に、内蔵されたドローンが発進して乗客の足元や歩く方向を照らすこともできる、としています(女性客の場合、タクシーから降りて自宅までをドローンがエスコートしてくれるといいかもしれない)。

インテリアはまさに高級のひとことで、独立した大型シートが備えられ、床面はフラット。
グラスエリアは広く、内装を取り囲むようにカーブディスプレイも装備されていますね。

これらディスプレイには様々な情報を投影することができ、ガラスは電気的に明るさを調整することができるので、車内を「真っ暗」にして移動中に睡眠を取るのもOK。

そして機能面での特徴「ドライブトレーン」と「サスペンション」ですが、まずこのAiconは前後あわせて4つのモーターを装備し、合計で353馬力を発生。
それぞれのモーターが独立して4つの車輪を動かすことになり、必要に応じてモーターの出力を制御することで(たとえば旋回中は内側のモーターをオフにする?)最大限の効率性を追求し、その結果として1回あたりの充電で700-800キロの走行が可能になる、としています。
※自分で運転することを想定しないせいか、意外と出力は大きくない。一方で同時発表のElaineは自分で所有することを考慮しているせいか出力は大きい

サスペンションについては「アクティブサス」を備え、いかなる路面、加減速やコーナリング時においてもフラットな姿勢を保つとしており、これは新型A8のシステムを発展させたものかもしれません。

アウディは非常に未来志向の強いブランドで、これまでもいくつか未来を舞台にした映画に車両を提供。
有名どころでは「アイ・ロボット(ウィル・スミス主演)」に登場した「RSQ」。
これは2035年モデルの想定ですが、今見るとなんとなく初代R8の面影も見えますね。
映画の公開は2004年なので、このモデルの考案はその1-2年前になるかと思いますが、今からおよそ15年前のアウディのデザイナーが考えた未来がここにあるわけですね。

もうひとつは「エンダーのゲーム」で、2014に公開されたもの。
劇中には「アウディ・フリート・クワトロ・コンセプト」が登場します。
舞台は2088年ですが、これは機能的にも考察がなされ、ホイール内部に動力源が内蔵されている、という設定。

まだまだ先だと思っていた「未来」ですが、ここ最近のコンセプトカーを見る限り、「未来はもうすぐそこまで」来ているのかもしれません。

なお今回のフランクフルト・モーターショー出展車両、そしてヴィジョンについてはアウディジャパンからプレスリリースが配信されています。

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