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トヨタがCーHRハイパワー・コンセプト公開。「通常モデルよりハイパワー」、2018年に登場か

2017/09/12

トヨタがフランクフルト・モーターショーにて、「C-HR Hypower Concept(ハイパワーコンセプト)」を公開。
名前の通り「ハイパワー」をイメージしたものですが、実際のスペックは公表されておらず(ノーマルよりパワフル、とだけ発表されている)、現段階ではその「イメージ」、つまりパワーを視覚的に表したのみに留まるのかもしれません。
今回の「CーHRハイパワー」についてはボディの構造を一切変更していないのが特徴で、バンパーやフェンダー、ドアパネルなどは「ノーマルのまま」。

反面ヘッドライトやテールランプ、グリルといった「ディティール」、そして「カラー」において差別化を図っており、「最小限のコストで」最大限の効果を発揮することを目指したのかもしれませんね。

グリルやフェンダーアーチ、サイドモールの一部やウインドウモール、リアバンパーアンダーはブラックにペイントされ、20インチホイールはダーククローム仕上げ。

コントラストとして用いられる「バーニングオレンジ」はヘッドライト、ドアミラー、ルーフ(これは柄と組み合わせたグラデーションになっている)に採用されています。※おそらくグリルの内側にももう一枚、オレンジのメッシュが追加されている

外装について、ヘッドライトとテールランプのカスタムには「殻割り」が必要ですが、それ以外は比較的簡単にペイント&ラッピングで同様のカスタムを実現できそうですね。

内装にもオレンジが使用されており、シート、ドア内張りのアームレストは張り替え済み。

シートはダイヤモンドステッチを使用した柄ですが、これはルーフのラッピングに用いられたグラフィックと共通性をもたせているように思います。

今回のCーHRハイパワーに関し、トヨタはその詳細や発売について多くを語らないものの、CーHRのハイブリッドモデルについてはパフォーマンスを増やしたい意向を持っており、2018年始めには何らかの動きがあるだろう、と見られています。

現在のトヨタにおいて、ハイブリッドは走行性能向上というよりは燃費向上の側面が強いものとなっていますが、ポルシェやメルセデス・ベンツはドライビングパフォーマンス向上のためにハイブリッド技術を活用しており、ハイブリッドの「本家」とも言えるトヨタもこの動きに追随するのかもしれませんね。

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