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80キロ軽量化、ツインターボ450馬力の新型アウディRS4アバント登場。0-100キロ加速は4.1秒

2017/09/13

アウディスポーツが「R8 V10 RWS」に続いてそのハードコアモデル、新型「RS4アバント」を公開。
エンジンは2.9リッターTFSIツインターボで450馬力を発生。
駆動方式は4WD=クワトロとなり、トランスミッションは8速AT。
0-100キロ加速は4.1秒と俊足で、最高速度は紳士協定によって時速250キロに制限されています(オプションのRSダイナミックパッケージで280キロに変更できる)。

なお「紳士協定」はメルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン等の間で締結された「不能な競争をしない」ための密約のようなもので、これによって各社の最高速度はハイパフォーマンスカーであっても時速250キロに制限(少量生産の特殊モデルを除く)。

ただしこの紳士協定があると、ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなど紳士協定に未加入のメーカーに対して競争力を持てず、各社とも「オプション」選択を免罪符としてこの紳士協定以上の速度を出せるようにしています。

新型RS4アバントに話をもどすと、これは先代に比べて80キロも軽く、その重量は1790キロ。
これによって燃費も17%改善しているとのことですが、ここ数年の自動車業界における軽量化技術は一気に進歩したように思います(スズキ・スイフトやホンダN-BOXも70-80キロ軽量化)。

RS4は標準に手RSスポーツサスペンションを持ち、標準のA4に比べ車高が7ミリダウン。
オプションの「ダイナミック・ライド・コントロール」を選ぶとセラミックディスクブレーキ、ダイナミックステアリングがついてくる、とのこと。

RS4アバントのデザインモチーフは「90 Quattro IMSA GTO」とのことで、ハニカムを用いたデザイン、大きなエアインレット、30ミリ広げられたホイールアーチはここから来ているようですね(下の画像がその90 Quattro IMSA GTO)。
※イメージカラーは初代RS2をイメージしたノガロ・ブルー

内装はアウディらしく「スポーツ一辺倒」ではなく豪華装備を誇り、ハニカムステッチのシート(これはオプション)、「Audi Sports」ロゴが映し出されるプロジェクター式カーテシーランプも。

メーターはもちろん「バーチャルメーター」、新装備としてGフォース、タイや温度などを表示できるヘッドアップディスプレイも用意されている、とのこと。

リアディフューザー、マフラーエンドも大型化。
左右のエアインレット/アウトレットが連結したようなデザインは最近のフォルクスワーゲン・アウディグループによく見られる手法ですね(新型ポルシェ・カイエン・ターボのフロントバンパーもこんな感じ)。

フロントは「ブレード状の」パーツが左右に貫通して用いられていますが、これもやはり最近のフォルクスワーゲン・アウディグループに共通してみられるデザイン。

グリルはRSモデル特有のメッシュで、通気性を確保したもの。
グリルフレームもブラックですね。

リアディフューザーもカーボン製。

内装にもカーボンパーツ。

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