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ランボルギーニが新たな超限定スペシャルモデルを計画中。近日中にはVIPへと公開の予定

2017/09/20

CarAdviceによると、フランクフルトモーターショーの場にて、ランボルギーニ研究開発部門責任者、マウリッツォ・レッジャーニ氏が「もうすぐ重要顧客にワンオフのエキサイティングなモデルを公開する」と語った模様。※ワンオフとは言うものの、これは「特別に作った」という意味で、何台か生産する様子

このほかには「いくつか新しい技術を公開する」と語っており、しかしそれ以上の情報はまったく無く、「いったいどんなモデルなのか」気になるところですね。

ランボルギーニがこれまで発表してきたスペシャルモデルとしては、ステルス戦闘機同様の塗料を採用した「レヴェントン/レヴェントン・ロードスター」、3台のみ限定で宇宙船のようなスタイルをもつ「ヴェネーノ・クーペ」、これのロードスター版で9台のみ限定の「ヴェネーノ・ロードスター」、そしてランボルギーニ創立者であるフェルッチョ・ランボルギーニ生誕100周年記年モデルとなる「チェンテナリオ」。

その他にも完全なるワンオフとしては当時のデザイン主任であったワルター・デ・シルヴァ氏のアイデアを形にした一人乗りの「エゴイスタ」、ポルシェ918同様のハイブリッドシステムを持つ「アステリオン」、スペインのオーナーへ販売されたと言われるスピードスター「アヴェンタドールJ」が存在。

ほかには市販前提であったものの結局ボツになった「エストーケ」、やはり市販を考慮していながらも価格が高すぎて実現できなかった「コンセプトS(3台程度が作られたと言われる)」、ランボルギーニのカーボン関連技術を集結させた重量999キロの「セスト・エレメント(30台以下が生産されたと言われる)」も。

これらの中で「技術をアピール」するものだとアステリオン、そしてセスト・エレメントとなりますが、現在ランボルギーニは名古屋工業大学やボーイングなどど共同にてカーボン技術の研究を進めており、「カーボンコンロッド」の実用も間近と見られ、やはり今回発表予定とされる新しいスペシャルモデルはランボルギーニの持つ「カーボン関連技術」を知らしめるためのモデルではないか、と考えています。

デザインについても現時点では不明ですが、かつてランボルギーニは「現在のランボルギーニに採用されるエクストリームなデザイン以外を求める顧客がおり、その方向性の模索も一つの手」と語っていたことがあるので、もしかするとアステリオンのようなちょっと優雅な、もしかするとミウラ再来と言えるものであればいいなあ、とも思うところ。

なおランボルギーニは(当然ですが)ミウラを重要資産と位置づけており、ランボルギーニ・ストアでも「アヴェンタドール」「ウラカン」というった現行モデルのほかだと、ミウラは唯一モチーフとして取り上げられているモデルでもあります(カウンタックもここには登場していない。アヴェンタドールがその直系ということがあるのかもですが)。

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