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ダイソンがEVを2020年までに発売すると公式発表。「誰も見たことがない画期的な車であり、安いリーフではない」

2017/09/29

掃除機から自動車へ。ダイソンがついに自動車参入を正式発表

英国政府から3000億円の支援を受け、2020年までにEVを発売

ダイソンが従業員向けに「電気自動車事業に正式に参入する」ということを発表。
ダイソンは御存知の通り掃除機メーカーで、サー・ジェームズ・ダイソンが率いる家電メーカー。
息子も同様に自身の会社で家電(LEDライティングがメイン)を展開しています。
以前よりテスラやアストンマーティンほか自動車メーカーから人材を引き抜いたり、英国政府の推進するEV開発政策を背景としたバックアップが報じられるなど「ダイソンがEV製造か」という噂が流れていたものの、ついに今回ダイソン自身から「EV参入」が語られた、ということになります。

既にプロジェクトは進行中

現在このEVプロジェクトに関わる人数は400名を数え、さらには引抜きによって拡大中。
ダイソンがどのようなEVを開発するのかは不明ですが(社内向けの資料によるとトラックのようにも見えるので、民生用ではなく業務用なのかも。政府の支援もインフラ整備を目的としたものとされる)、資金含むそのリソースの半分は「ソリッドステートバッテリー」に向けられるようです。

なおダイソンは「我々のEVは画期的なものになる」としており、「安いリーフではない」とも。
画期的で、誰も見たことがないような車になるとしており、その掃除機同様に大きな革命をもたらす可能性もありそうですね。

ダイソンは1993年創業ですが、2020年にEVを発売した後、その製品の核がEVになる可能性もあり、2030年ころには「え?ダイソンって掃除機作ってたの?」という認識になるのかもしれません。

ソリッドステート・バッテリーとは?

ソリッドステート・バッテリーはリチウムイオン電池のように「液体電解質」を持たず、よって現在問題となる発火の可能性が非常に低い次世代バッテリー。
加えて容量はリチウムイオン電池の2倍、寿命はほぼ無限とされており、「次世代バッテリー」の最有力と目されていますね。

これは2014年頃から話題になり始め各社が開発に成功、と発表。

数年内に実用化と言われたものの未だこれを実装した製品は見当たらず、サムスンは今年になり「2年以内をめどにスマートフォンに採用」、トヨタは「2020年代にリチウムイオンバッテリーにかわってEV向けに採用」と公表しています。

容量が倍ということは「同じ重量だと倍の距離」を走れること(構造が異なるので純粋にそうではないのですが)、「半分の重量で同じ距離を走れる」ということに。
加えて安全性が高いということになり、非常に有用であるようには思えますが、今のところ実現できていないということには何らかの問題があると思われ、やはり価格面であったり、温度のコントロールといったこともあるかもしれません。

なお、上述のトヨタほかポルシェもこの「ソリッドステートバッテリー」に大きな期待を寄せており、この実用化によってEVは新しい局面を迎える可能性も(軽量なので、これまで敬遠されてきたスポーツカーへの搭載が可能なり、スリッドステートバッテリー搭載のエレクトリック・スポーツカーやハイブリッドスポーツカーがガソリンエンジン搭載のスポーツカーの性能を大きく凌駕する日が来る)。

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