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新型日産リーフの見積もり取得。乗り出しは430万円、補助金も40万円獲得で割安に購入が可能

2017/10/09

新型リーフの乗り出し価格は?標準でも装備が充実していて意外とオプションはコストがかからない

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さて、試乗した日産リーフの見積もりを取得。

グレードは3種類

リーフのグレードは3つあり、下から順にS(3,150,360円)、X(3,513,240円)、G(3,990,600円)。
事前にティーザー動画でも紹介された「プロパイロット・パーキング」が装備されているのが「G」グレードとなり、Xではメーカーオプション、Sでは選択不可。

「X」を選んでオプションを選択してゆくと結局は「G」に近い価格になり、そして売却時はオプション価格はあまり考慮されずに「車両本体価格から」の査定になるため、「Xにオプション」を装着するのであればやはり「G」の方がお得。

完全に「上位モデルを買わせよう」という日産の戦略にはまってしまうことにはなるものの、やはりここは「G」を選びたいと思います。

選択したグレードは最上位の「G」

加えて、「安価なEV」を購入することが目的であれば新型リーフでなくとも先代リーフであれば「30万円台から」中古で購入でき、BMW i3も現在では相当に安く買えるため(もうそろそろ200万円を切る)、新型リーフを購入するのであれば「新型リーフにしかない」機能を持つグレードを選ぶのが良さそうです。

ここでその見積もりの内容を見て見ましょう。

日産リーフ G

車両本体価格:4,068,000
OSS申請代行手数料:15,120
証明書等管理業車利用料:12,744
納車費用:9,612
希望ナンバー代行費用:7,020
検査登録預かり法定費用:5,900
車庫証明預かり法定費用:2,700
メンテプロパック:63,200
販売車両リサイクル料金:9,840
自動車税:12,200
自賠責保険料:36,780
(ここからオプション)
ドライブレコーダー:39,054
デュアルカーペット:33,800
ツートーンペイント:70,200

合計4,308,770円

ボディカラーはイエロー一択、ツートンも選べる

車両本体価格が406万円、支払総額が430万円というのは相当に「諸費用が安い」ということになりますが、大きなものではやはり「取得税や自動車税減免」、といったエコカー減税の部分。
加えてカーナビやETCもあらかじめ装着されており、後からつけるものが「非常に少ない」ため。
さらにここから「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」40万円の補助があるので、実質「398万円で購入できる」ということに。

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なお日産リーフで非常に魅力的なのは日産自動車販売店、高速・コンビニ・商業施設の急速充電器を月額2000円で自由に利用できる「使いホーダイプラン」。
ぼくはBMW i3に乗っている時、自宅の200Vコンセント経由の充電にて、おおよそ月8000円を電気(充電)代として支払っており、この「2000円」というのは非常に魅力的に映ります。

やはり気になるのは売却時の価格

とにかく維持費が「ずば抜けて安い」のが日産リーフと言えますが、やはり懸念は売却時の価格。
先代リーフの「異常」とも言える値下がりを見ると、新型リーフでも「同じ事態になるのでは」と戦慄を覚えるところで、これが消費者にとって購入をためらわせる予想となるのは間違いなさそう。

なお日産ではそれを回避するためか「8年16万キロ保証」、リーフが廃車になってもバッテリーを取り外して別製品への「再利用」ができるために「リーフには高い残存価値がある」ということをアピールしているものの、「保証」についてはどうなったら保証を受けることができるのかという基準を調べる必要があり(よほどヘタらないと保証を受けることができないかも)、バッテリーのリサイクルについても現在ではそのルートが確立されていないので実際には「価値が保証できない」状況。

そう考えると、新型リーフも2年ほど経てば「異常に安い価格」で中古車を購入できる可能性があり、それまで「待つ」のも一つの手ですね。
なお、同じ意味において、先代リーフの中古は「車としての価値に比べて中古価格が不当に安い」車であり、これは同時に「とんでもなくお買い得な中古車」であることも意味します。

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それはさておき新型リーフですが、今回ぼくが選んだボディカラーは「サンライトイエロー/スーパーブラック」。
今回のリーフにはかなりのカラーバリエーションがあり、明るい色、ビビッドなボディカラーが多いのも特徴。
加えてルーフのカラーを変更できたり、特に「ブリリアントホワイトパール」のみが選択できる「オーロラフレアブルーパール」のルーフはなかなかナイス。

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ほか気になるオプションは多くはなく、その中でもあえてピックアップするならば「フロントブルーアクセント」「サイドブルーアクセント」。
これは文字通りブルーのアクセントパーツをフロント/サイドに取り付けるものですが、これを取り付けるのであれば(他リア周りなどと一緒に)グロスブラックにペイントした上で取り付けたい、と考えています。

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