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大幅減益を記録し社長交代のフォード。株主向けに再生プラン「乗用車減らしてSUVとトラックを作る」と公開

2018/02/13

フォードが新社長体制下での新しいストラテジーを公開

フォードCEO、ジム・ハケット氏が株主向けに今後の戦略を公開。
フォードは2017年6月にそれまでのマーク・フィールズCEOから現在のジム・ハケットCEOへと後退していますが、これは突然の「解任劇」によるもの。
マーク・フィールズ氏はかつてフォード傘下にあったマツダにて、1999-2002年の間CEOを務めており、日本にとっても馴染みの深い人物ですね。

そのマーク・フィールズCEOですが、2016年には利益が前年比-37%という大幅減益の責任を取らされた形。
なお新CEOのジム・ハケット氏はフォード内では「自動運転」を手がけていた人物で(フォードの前はオフィス用品メーカーで働いていた)、今回の交代劇の裏には「今後自動運転にシフト」という目論みもあったのかもしれません。

フォードによる新しいプランはこうだ。SUVとトラックを作りまくる

これによると、新しいフォードの計画は下記の通り。

・2019年以降、アメリカで製造されるフォードの車にはなんらかのコネクティビティ関連デバイスが装備される
・2020年までには全世界で販売されるフォード車の90%にコネクティビティ関連デバイス装着
・部材調達につき、1兆1200億円のコスト削減を実施する
・今後5年のうち、製造コストを4500億円削減する(F-150次期モデルについては、製造ツールの90%をそのまま現行から流用)
・乗用車の予算から8000億円をSUV/トラックに移す(ブロンコ、レンジャーの発売含む)※現在アメリカで売れているのはトラック/SUVばかりなので
・従来の内燃機関への開発投資を減らし、EV/ハイブリッド/プラグインハイブリッドへの投資を増やす
・仕様の組み合わせを減らす(フュージョンだと、現在35,000ある組み合わせを96まで減少)
・今後5年で、新型車の開発にかかる時間を20%減らす

「株主向け」の説明はやはり現実的な「収益性」に関するもの

「自動運転」についての言及はないものの、今回のプレゼンは株主向けのもので、かつ大幅減益を記録した直後ということもあり、「未来への投資」よりも「いかに収益を改善するか」ということに焦点をあてた内容になっていると思われます。

かなり現実的な内容で販売を伸ばすことも含まれておらず、「現状でも利益が出る体制づくり」を考えたところが自動車メディアに語る内容とは全く違っていて、なんとも興味深いですね。

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