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ここにも狂気の男がもうひとり。SCGがついにその新型スーパーカーのティーザー開始

2017/10/27

方向性を転換?高回転型エンジン、マニュアル・トランスミッションを搭載

スクーデリア・キャメロン・グリッゲンハウス(SCG)によるスーパーカー(ハイパーカー)のティーザー画像が公開に。
「超軽量なスポーツカー」と表現されており、カーボン製のボディとシャシーを持つであろうこと、マクラーレンF1/BP23同様の3シーターとなるであろうことも示唆されています。

エンジンは不明ではあるものの、「高回転型」を搭載し650馬力を発生すること、6速マニュアル・トランスミッションを持つことも明らかに。

やはりジェームズ・グリッケンハウスはよくわかっていた。おそらく楽しさを追求した車になるだろう

この「スクーデリア・キャメロン・グリッゲンハウス(SCG)」のスポーツカーにおいては状況が二転三転していて、これまでの情報だと4.4リッターV8エンジン搭載にて750馬力を発生、とも。
ただし今回「高回転型」そして650馬力というところから推測するに「5~6リッターくらいのNA」だとも推測できます。
なお、一時期の「馬力競争」は最近影を潜めつつあり、先日公開された「アポロIE」ももともとの「1000馬力以上」というところから大きく方向性を変えて「NAエンジン搭載で780馬力」というスペックに。

現在はエミッションそして中国の税金問題で「4リッター以下のターボ」全盛ではありますが、こういった状況だからこそ、アポロやSCGのような「単なる車好きが作った車」は自然吸気エンジンを搭載し、運転する楽しさを追求するようになっているのかもしれません(MT採用、というところも視点は同じ)。

こういった小規模メーカーのスーパーカー/ハイパーカーにとって差別化や生き残りが難しい時代であるとは考えていたものの、逆に多くのスポーツカーメーカーが「ターボ」「デュアルクラッチ」に移行する中、「NA」「マニュアル・トランスミッション」というチャンスが生まれている、とも考えられます(彼らからすると、たんに”自分が欲しい車””他メーカーが作らないから自分で作った”ということなのかもしれませんが)。

なお、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG)は映画監督、富豪、カーコレクターなど様々な肩書を持つジェームズ・グリッケンハウス氏が率いるプロジェクト。
ジェームズ・グリッケンハウス氏は過去にもP4/5ピニンファリーナ(エンツォ・フェラーリベース)、P4/5コンペティツィオーネ(フェラーリF430ベース)を制作しており、自動車愛好家としても相当なレベルにある人物ですね。

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