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年収と車の購入金額について考える。「買う車の価格は年収の半分が妥当」説は本当か?

2017/12/02

一定以上から増えた年収は「余剰金」のようなものだ

収入について、ふと思うことが。
例えば、年収400万円から倍の年収800万円になったとして、使えるお金が倍ではなく「それ以上」になる、ということ。
一年の生活に必要なお金が300万円だとすると、年収400万円の場合、可処分所得は100万円です。
しかし、同じ生活をしている限り、年収が800万円になると、年収800万円-生活費300万円=のこり500万円なので、なんと可処分所得が一気に5倍の500万円という計算に。※所得税率も増えるのでこの限りではないのですが

結局はその人の生活によって購入可能な車の額は変わる

ときどき、買う車の金額はは「年収の半分」くらいが妥当と言われたりしますが、年収400万円の人が200万円の車を買うのと、年収800万円の人が400万円の車を買うのとでは、大きな差異があるわけです。

上記計算方法によると、年収400万円の場合、200万円の車を買おうとすると、可処分所得は100万円なので年ベースで100万円の赤字。
しかし年収800万円の人が400万円の車を買う場合、可処分所得は500万円なので、年ベースでまだ100万円の余力がある(500万円の車が買える)ことに。

つまりは単純に「年収の半分が妥当」とは言えず、その人の年収や可処分所得によって「適当」と思われる車の購入金額も変わってくることに(自宅のローン有無や、駐車場の有無でも可処分所得は随分変わる)

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そう考えると、年収2000万円の人が生活費300万円/年の生活をした場合、可処分所得がなんと1700万円/年にもなり、一気にスーパーカーを買える領域に。
数ヶ月でフェラーリを購入するのに十分な頭金がたまりますし、2年貯めればフェラーリやランボルギーニも現金で購入できる、という計算にもなりますね(繰り返しになりますが所得税などを計算する必要はある。しかしイメージとしてはそう大きく変わらない)。

お金があれば投資効果も高い

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そしてもうひとつお金があると可能になるのが投資に対するリターン。
たとえばぼくはフェラーリの株を持っていますが、70ドル位で購入し、現在は110ドル。
つまり値上がり率は57%ですね。
これについて、例えばフェラーリ株の購入総額が100万円の場合、額面上の利益は57万円ということを意味します。

そして同時に、200万円突っ込んでいれば「104万円」利益が出ている、ということに。
1000万円投資していれば570万円、1億円の場合は5700万円の利益ですね。

とりあえずお金があればいろいろなことが可能になり、そしてお金を持っている人のところにはお金が集まるということになりますが、こういった例もあり、ぼくはお金を貯めるには「節約するのでは無理」だと考えていて、「所得を増やすしかない」とも考えています。

たとえば500万円貯めようとすると、上記の理論だと「年収400万円の場合」は5年かかりますが、そんなに貯金ばっかりできない、とも思うのですね。
であれば「500万円稼げる」方法を考えたほうがよっぽど自分の成長にもつながり、その後の大きな収入アップにも繋がるんじゃないか、ということです。

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