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アストンマーティン「ラピードEはテスラから顧客を奪おうとは考えていない。なぜならその”上”を狙っているからだ」

2017/12/12


155台限定、2019年に登場予定

アストンマーティンはその4ドアサルーン「ラピード」のエレクトリックモデルを発売予定ですが、これについて「テスラの対抗とは考えていない」とのこと。
テスラが「モデルS」を発売し、高級サルーンといったセグメントで猛威を振るうにあたり、メルセデス・ベンツはじめポルシェまでもがテスラを意識し始めたのは記憶に新しく、しかしアストンマーティンは「我が社は違う」と公言している、ということになりますね。

「我々はテスラの上をゆく」

ラピードEのサイズや「フルエレクトリック」というところからするに、完全にテスラ・モデルS」のライバルになりそうなものですが、アストンマーティンCEO、アンディ・パーマー氏によると「ラピードEの顧客は直線でのバカげた加速よりも高級さを求める人たちだ」、とのこと。

加えて「テスラを購入する人びとの多くはフルオプションにて購入しており、見たところ購入資金に余裕があるようだ。だから我々はテスラの上を行き、高級さを求める人、もっとお金を持っている層を狙う」と語っています。
その「上」の方向性については、加速ではなく豪華さだとしており、「テスラに欠けるのはその部分」だと認識している、ということになりそう。
加速についても「誰もが”ラディキュラス・モード”のような加速を求めるわけではない」とし、ラピードEはガソリン車と同等の加速や運動性能を備えていれば十分、との見解も示しています。

ラピードEについては現在開発中となりますが、販売台数は155台に絞られる、とアナウンス済み。
加えてアストンマーティン・レーシング=AMRによるハイパフォーマンスバージョンの投入も公表されています。
これらの発売時期は2019年を目標とされ、これが実現すればメルセデス・ベンツ、BMW、アウディといったドイツ勢に先駆けてフルエレクトリックサルーンを発売する、ということに。

アストンマーティンの面白いところはフェラーリやマクラーレンのように「レース」を会社の背景やDNAとしていないところで、そしてその特徴は「高級」という他メーカーでは見られない(強いて言えば近いのはロールスロイス)もの。
よって高級マンションや潜水艦といった異業種への参入にも違和感を感じないのだと思いますが、かなり特殊な自動車メーカーである、と言えそうです。

かつてブガッティの前CEO、ウルフギャング・デュラハイマー氏が「ブガッティを買うということは、新たな人生を買うということだ」とも語っていましたが、アストンマーティンもそれに近いものがあるのかもしれません。

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