>ランボルギーニ

ウルスの先祖、ランボルギーニLM002の限定モデル「アメリカン」が競売に。ウルスの2倍以上の価格で落札される

2018/01/07

| レストアにかけた歳月はなんと5年 |

ランボルギーニLM002がRMサザビーズがニューヨークにて開催したオークションへと出品され、約5200万円にて落札。
この価格は「予想の範囲内」ではあったそうですが、徐々に相場が上がりつつあるようですね。
LM002は1986年の発表となり、その後25年に渡り製造されるも生産台数はわずか301台にとどまっており、大変に希少な車。
そのためになかなか売り物が出ることはなく、今後も価格は上昇しそう。

アメリカ限定モデル、60台のみの「LM002アメリカン」

なおこの個体は限定モデルとして発売された「LM002アメリカン」。
アメリカ市場向けの専用装備としてクロームバンパー、専用フロントフードや専用ホイールなどを装備したスペシャルバージョンです。
新車時の価格は約1800万円で、今回の落札価格である5200万円というのは発表されたばかりのウルスの2倍以上。
エンジンはランボルギーニ・カウンタックに搭載されていたV12で450馬力を発生し、最高速度は200キロというスペックとなっています。
ボディサイズは全長4900mm、全幅2000mm、全高1850mm、ホイールベースは3000mm、車体重量は2700キロ、と現代の水準でも「かなり」巨大。

今回オークションにて販売された個体は5年の歳月と3700万円の費用をかけて完璧なレストアを行なったとされており、コレクション価値はかなり高そう。
なおタイヤ(専用品サイズのピレリ・スコーピオン)は新品へと入れ替えられ、純正の工具やマニュアル、整備手帳も完備。

クロームパーツも当時の輝きを取り戻しているようですね。

オーディオはアルパイン製の最新世代に(ブルートゥース対応)。
オーバーヘッドマウントですね。

リアトランク(後付けのボックス?)内はレッドのカーペット張りに。

センターコンソールはレザーとウッド。
当時のランボルギーニの車らしく、ウッドパーツはビス留めされていますね。

リアゲートを開いた状態。

閉じるとこう。

今となってはレトロなシリンダー式のオドメーター。

センターコンソールの広さが、この車の「幅広さ」を物語っていますね。

あわせて読みたいランボルギーニLM002関連投稿

ランボルギーニがウルス発表前にそのルーツ「LM002」を振り返る。カウンタックのエンジン搭載、モンスターSUV
ランボルギーニLM002がスーパーカーに囲まれサーキット走行。カウンタックのエンジンはダテじゃない
ジェイ・レノがランボルギーニLM002をテスト。史上もっともブっとんだSUV
京商ランボルギーニ ミニカーシリーズ「ランボルギーニLM002(1986-1993)」

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ
-, , , , ,