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中国で猫型自動車「自動販売機」登場。アプリ経由でクルマの試乗予約や購入が可能に(マジ)

2017/12/22

| しかも一般人向け |

中国のネット通販大手、アリババが自動車の「無人試乗/無人販売事業」へと進出。
アリババは法人向けサービスの他、個人向けに「天猫(Tmall)」というサービスを展開しています。
これは楽天やアマゾンのようなショッピングポータルですが、中国最大手であり、ほぼ市場独占状態。
ちょうどアマゾンが自動車販売に乗り出すような形でアリババも自動車販売に乗り出すことになりますが、その販売方法は非常に独特。

試乗と販売をまとめて行える「自動販売機」を設置し、そこへ車を購入しようと考える人を呼んで試乗、そして販売を行うことになりますが、最初から最後までそのプロセスが全て無人。
すでに南京と上海にオープンさせる計画があり、間もなく実現の見込み、とされています。

試乗予約や購入の方法はこうだ

まずは路上を走る車などで「おっ、格好いいじゃないですか」という車があればスキャン。

そしてその車の情報を取得。

そこから予約画面へ。
ただしいたずら防止のためか、天猫上で700クレジットの保有とアリババ・スーパーメンバーであることが必要。

なお、中国は世界で最も電子マネーが普及している国とも言われ、その原因の一つは「偽札が多いから」。
お札に対する信用度が低く(お店で高額紙幣を出すと、だいたい本物かどうかチェックされる)、これが電子マネー普及を促進させた理由だとされていますね。

さらに、スマホによる決済や予約が当たり前になっており、たとえばレストランの予約も全てスマホ。
そして予約時には個人情報を入れる必要があり、予約をドタキャンするとクレジットカードからその分の料金が引かれるため、中国ではレストランのキャンセルはないと言われます。※日本だと予約だけ入れて来店しない客が多く、これが問題に

そして顔認証用の自撮り。
一応セキュリティに関しては注力しているようですね。

予約完了!

そして猫型自動販売店へ。
すでにマセラティ、ボルボ、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディがこの「自動販売機」での販売に参加を表明している、とのこと。

先程撮った自撮りをもとに本人確認。

いざ試乗。
気に入ればそのまま購入も可能(中国はアメリカと同様、ナンバーは後付けでも乗り出せる模様)。
最初の二ヶ月間は、「一つの車種に付き試乗は一度のみ」「一人の試乗は5台まで」とされている、とのこと。

代金はオンライン決済になると思われますが、それだけ「簡単に車を買う人」が多い、とアリババは考えていることになりますね。

それでは動画を見てみよう

この動画、「The Ultimate Try-Before-You-Buy Experience for Car Shoppers」では実際の試乗や購入プロセスを紹介。

https://www.youtube.com/watch?v=NvJFluC3A5s

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