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絶対王者、マクラーレン720Sに一矢報いたポルシェ911ターボS。ゼロヨンにて、途中までは720Sを抑える走りを披露

2017/12/31

| やはりレイアウトは重要 |

ポルシェ911ターボSとマクラーレン720Sとのドラッグレース。
ポルシェ911は「リアエンジン」というところに起因して後輪にトラクションが掛かりやすく、強烈な加速を行うことで知られます。
さらに911ターボSはその強大なターボパワー、そして4WDという駆動方式を活かした加速でも有名な車。
一方でマクラーレン720Sは今のところ「ゼロヨン無敵」で知られる絶対王者ですね。

両者のスペックを見てみよう

まずはポルシェ911ターボS。

エンジン:水平対向6気筒ツインターボ
出力:580馬力
レイアウト:リアエンジン
駆動方式:4WD
0-100キロ加速:2.9秒
最高速度:時速330キロ
トランスミッション:7速PDK
車体重量:1600キロ
価格:2630万円

次いでマクラーレン720S。

エンジン:V8ツインターボ
出力:720馬力
レイアウト:ミドシップ
駆動方式:後輪駆動
0-100キロ加速:2.8秒
最高速度:時速341キロ
トランスミッション:7速デュアルクラッチ(SSG)
車体重量:1419キロ
価格:3338万円

動画を見るとかなり興味深い事実が明らかになっており、途中までの加速はポルシェ911ターボS最高速のほうが上。
数字としては0-60マイル(0-100キロ)までにおいてポルシェ911ターボSは2.54秒、マクラーレン720Sは2.62秒。
ただしそこからは逆転されてしまい、1/4マイル(ゼロヨン)走行時にはポルシェ911ターボSが10.191秒、マクラーレン720Sでは10.021秒となっています。

この結果を見るに、やはりスタートはトラクションや駆動方式が重要であり、そこから先の「伸び」は軽量性やパワーがモノを言う、という感じではありますね。
たしかにテスラ・モデルSも「短距離」では非常に強いものの、そこから先になるとガソリン車に抜かれてしまうことになり、これも同じ理由だと言えそうです。

それでは動画を見てみよう

こちらがその動画、「McLaren 720S vs 675HP 2018 Porsche 911 Turbo S 1/4 Mile Drag Race」。
レースはラバーの載った専用コースで行われており、そのせいもあって公称値を大きく短縮したタイムを出しているものと思われます。

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