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ポルシェがクラシックモデルオーナーのためのコンテンツを大幅拡充。パーツリスト、カラーコードや「洗車方法」まで

2018/01/07

| ポルシェがためになるコンテンツを大量公開 |

ポルシェがこれまでに生産した車の2/3は路上を走っていると言われますが(近年の生産台数は飛躍的に増加しており、もっとこの数字は高い割合に変化していそう)、ポルシェはクラシックモデル向けのレストアサービス、パーツ供給、販売についても強化中。
これまでもポルシェはクラシックモデル向けのパーツリストを公開しているものの、今回はクラシックモデル向けのメンテナンスキットの販売を開始し、手入れ方法も公開しています。

車の洗い方までも解説

これは「ポルシェ クラシックカーケアセット - インフォメーション」と題されたもので、その内容は非常に細かいものとなっています。※日本語含め、世界各国語で公開されている

例えば「カーシャンプー」については、その使い方のように下記のように述べており、非常に親切。
特に汚れの多いと思われる「ボディ下1/3は最後に洗う」などかなり丁寧な解説も。

たっぷりの水で粗い汚れを洗い流します。洗浄水に Porsche シャンプーを加えます。
使用量: 水5リットルにつき、1キャップ( 頑固な汚れやキャンバストップの洗浄には、水5リットルにつき2キャップ)使用します。 スポンジを使って上から下へ洗います。 ボディ下3分の1の高さは、最後に洗浄します。

「練り消しゴム」だとこんな感じ。

まず、滑らかになるまで練り消しゴムを練ってください。練り終わったら、2、3 cmの太さの、平面を備えた持ちやすい形に整えます。洗浄する塗装表面に、水、または Porsche シャンプーを希釈した水をスプレーします。湿らせた塗装表面の上で、力を入れ ずに、練り消しゴムを前後に動かします (円を描かないこと)。

Classicハードワックスだとこう。

同梱のパッドを使用し、乾いた塗装の上に、円を描くようにハードワックスを薄く塗布します。
50cm x 50cmの面積を処理します。ワックス膜を最低でも20分間、よく馴染ませてください。マイクロファイバークロスを使い、 均一に、やさしく円を描くように磨きます。磨くときはクロスを何度も折りたたみます。

そのほかのラインナップだと、「Classic コンパウンドガラスクリーナー」「ホイールクリーナー」「タイヤクリーナー」「プラスチッククリーナー」などがあり、それぞれ仔細に使用方法を示していて、この辺りクラシックモデルだけではなく現代のモデルでも参考になる部分ですね。

ほか、「ポルシェ クラシック モーターオイル – よくあるご質問と用語集」というコンテンツも公開され、”エンジンオイルに関するあらゆる参考情報や、よくあるご質問への答えをご確認いただけます”とのこと。

ポルシェ乗りのバイブルも第二弾が登場

そのほか、クラシックモデルのパーツリストとして販売された「ORIGINALE – ポルシェクラシックカタログ」第2弾も登場。
これはパーツの他にも、そのモデルのバックグラウンドや技術的な解説も加えられているとのことで、ポルシェのクラシックモデルに乗る人にとっては「必携の書」と言えるかもしれません。

他、面白いのは「色彩情報」。
要はポルシェのボディカラーに使用されるカラーコードですが、クラシックモデルから、新しいものでは996世代の911に至るまでのカラーコードを網羅。
例えば同じスピードイエロー(speedgelb)でも年式やモデルによっても「12H」や「12G」があることがわかります。

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