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ポルシェのデザイナーはこんな人物。スキーのインストラクターとしての経歴を持ち、ベンツ出身

2018/06/13

| ポルシェがそのデザイナーを紹介するコンテンツを公開 |

ポルシェが公式コンテンツとして、同社のデザイナー、マイケル・マウアー氏(ポルシェの表記ではミヒャエル・マウアー氏)を紹介するコンテンツを公開。
これによると、ミヒャエル・マウアー氏は高校を卒業したのちにスキーやウインドサーフィンのインストラクターをしながら自動車デザイン学校で勉強をしていた、とのこと。

企業内デザイナーといえど作品には個性が出る

その後メルセデス・ベンツへと加入しSLKやSLのデザインを行い、スマートやサーブを経て2004年にポルシェに移籍。
ポルシェでは993をデザインしたハーム・ラガーイ氏の後任としてキャリアをスタートさせますが、彼が最初に担当したのはパナメーラであった、とのこと。

ちなみに彼は現在フォルクスワーゲン・アウディグループのデザイン統括責任者で、彼の前任はワルター・デ・シルヴァ氏。
ワルター・デ・シルヴァ氏もまた別の会社からやってきたデザイナーですが、彼がポルシェに加入した時に「気に入らない」としたのがミヒャエル・マウアー氏のデザインしたパナメーラのリアエンド。

話はややこしくなりますが、ミヒャエル・マウアー氏がデザインしたのを気に入らないと言ったワルター・デ・シルヴァ氏の後を引き継いだのもまたミヒャエル・マウアー氏。

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話が逸れましたが、同コンテンツではは、ミヒャエル・マウアー氏がどうやってパナメーラをポルシェらしく仕上げたのか(ボンネットやリアフェンダー、”フライライン”と言われるルーフなど)、そしてマカンではなぜ大きくデザインを変えたのかを紹介しており、なかなかに見応えのある内容に。

なお彼の作品を見ていると「抑揚」ということを非常に重視しているデザイナーであり、細かいディティールよりも「シルエット」にこだわる人物のようで、そして「シルエット」こそがそのブランドの歴史を物語るポルシェにとってはマッチングの良い人物であるようにも思います。

反面、BMWやアストンマーティンのグリルのように「細部」がそのブランドをブランドたらしめている要素を持つブランド(パガーニのクワッドテールパイプ、ブガッティの馬蹄型グリルも)もあり、最近だと独特の形状を持つヘッドライトや「突き出た」テールランプを採用するレクサスも同じなのかもしれません。

そう考えると、「あの形」=ポルシェ911だと認識できるような、アイコン的シルエットを持つ車は他に思い浮かばず(多くのブランドはボディ形状ではなく、パーツでそのブランドであることを主張している)、ここにも初代911がいかに完成されていたのか、を見ることができますね。

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ワルター・デ・シルヴァ氏の後任、VWアウディグループのデザインディレクターの座にはマイケル・マウアー氏が就く模様。

マイケル・マウアー氏はハーム・ラガーイ氏の後任として2004年からポルシェのデザインを担当しており、997そして991をデザインした人物。
その前はメルセデス・ベンツに在籍し(その後はサーブ)、1986年頃からAクラス、SLK、SL、スマートなどをデザインした実績があります。

ポルシェに移ってからはカイエン、パナメーラ、918スパイダーを手がけており、全体的なシルエットが美しく、しかし細部まで見せるこだわりが高く評価されている人物。

とくに991では今までのイメージを踏襲しながらもリアフェンダーを上に盛り上げて水平基調を脱したり、丸型ヘッドライトを採用しながら表面をバブル形状に盛り上げたり、デイライトを微妙に「ずらしたり」と細やかなデザインが評価され(991はドイツ本国で”ベスト・オブ・ザ・ベスト”デザイン賞など獲得している)、ワルター・デ・シルヴァ氏の後任としては最適かもしれません。

もちろんマカンや981ボクスター、ケイマンも彼の手によるものと思われますが、伝統的ながらもスタイリッシュでエネルギッシュ、かつ革新的なデザインによって販売を大きく押し上げたことが彼の功績として高く評価されたのでしょうね。

なお、ぼくも現行911(991)、ボクスター、ケイマンのデザインは「過去最高」だと思います。

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