| ライカン・ハイパースポーツのデザイナーが今度はレトロEV |
ライカン・ハイパースポーツ、フェニア・スーパースポーツのデザイナー、Anthony Jannarelly氏が展開するプロジェクト、「Jannarelly Design-1」から、そのEVバージョンが登場する可能性がある模様。
そもそもJannarelly Design-1は3.5リッターV6エンジンを搭載するシンプルなスポーツカー。
今回はそれをEV化した「Design-X1」の計画を公開した、ということになります。
今のところ実現可能性は不明
現段階では詳細は語られず実現の可能性含めて未知の領域ではありますが、これが実現すると結構面白い車になるのかもしれません。
以前に英国アトムがその車両を「EV化する」としており、こういった「シンプルなスポーツカー」にもエレクトリック化の波が押し寄せているといえそうですね。
ただ、アトム”ハイパーカー”の場合は「0-100キロ加速2.4秒、最高速度は257km/h」という強力なスペックを持ちながらもサーキットの走行可能時間はわずか15分。
マクラーレンもフルエレクトリック・ハイパーカーをテストしていると報じられますが、こちらはバッテリーが持つのが30分。
両方とも「十分」とは言えない範囲だと思われ、まだまだ「エレクトリックスポーツ」、ましてやEVでサーキット走行を行うというのは実現が難しいのかもしれませんね。
アリエルもエレクトリック化。1180馬力、0-100キロ加速2.4秒のハイパーEVを披露
マクラーレンはすでにフルエレクトリック・スーパーカーをテスト中。「ただし30分でバッテリーが消耗しきってしまう」
なお、Design-1に関しては今のところ納車時期は未定。
しかしながら北米での販売価格はすでに決定しており、その価格約860万円。
以前の報道では購入希望者が80人、注文したのは20人と伝えられていますが詳細は不明。
Anthony Jannarelly氏は「ザルーク・サンドレーサー」のデザイナーとしても知られ、レトロな軽量スポーツカーから未来的なハイパーカー、スーパーオフローダーまで手がけている、ということになりますね。
ちなみにライカン・ハイパースポーツも当初の計画ではEVもしくはハイブリッドとされており、市販時には「ガソリンエンジン」へと落ち着いた、という経緯があります。