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100km/h以下で走行するとオーバーヒート。そもそも乗るところがない市販車、ジャガーXJR-15が中古市場に

2018/01/10

| 中古市場に出てくることは非常に稀 |

生産台数わずか53台、超レアなジャガーXJR-15が中古市場に登場。
ジャガーXJRの生産は1990-1992年で、登録可能な市販車ではあるものの、もともとはレース用車両としての開発となります(そのため”R”品番が付与されている)。
ベースは”シルクカット・ジャガー”で有名なジャガーXJR-9ですが、これもル・マンなどに参戦していた純然たるレーシングカー(プロトタイプ)ですね。

ジャガーXJR-15とは?

エンジンもやはりXJR-9の6リッターV12で、しかしロードユース向けにデチューンされて450馬力に。
同時期に発売されたジャガーXJ220(こちらは当初から公道走行を考えていたので”R”はつかない)のエンジンがV6ということもあり、XJ220をフラッグシップに仕立て上げたかったジャガーの意図とは裏腹に、このXJR-15のほうが人気化してしまう、という結果となっています。

XJR1S_21

なお、ジャガーXJR-15は「ジャガー」と名がつくものの、実際の販売や製造はトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR/ジャガーのレーシングカーを制作していた)。
つまりジャガー本家とは「競合」する形となってしまい、これが原因で(ジャガーXJ220よりハードな車を売ってしまい、ジャガーのメンツを潰してしまった)ジャガーとTWRは提携を解消するハメに至ったとも言われています。※最高速自体はXJ220のほうが321キロと高い。XJR-15の最高速は307km/h)

XJR1S_3

今回の個体はドイツにて初回の登録がなされ、現在に至るまで走行わずか965キロ。
その後2008年にイギリスへと輸入され、6年かけてレストアを受けることになりますが、その際にはサスペンションのアップデート、もちろん駆動系のリビルトやボディの補修も行われ、その際の費用は約1500万円。

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なおボディカラーはモーリシャス・ブルー、ナンバープレートは「XJR 1S」。
オーナーズマニュアル、登録時の書類も完備している、とのこと。

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その内容はほぼレーシングカー

なお内装は完全に「レーシングカー」。
XJR-15は一応「市販車」で、そして市販車初のカーボンモノコックフレームを採用した車だと言われていますね。

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ヘッドホンが見えますが、これは車内の騒音が大きすぎ、ヘッドホンとマイクを通じてしか助手席の人と会話ができないため(軍用ヘリコプターみたい)。

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そのほかレーシングカー的な部分は多々あり、ベースがレーシングカーだけあって「時速100キロ以上で走行しないと水温がすぐに100度を超える」などの問題が指摘されていて、「絶対に街乗りはできない」車だと言えそうです。

XJR1S_1

なお日本には1台が輸入され、エボリューションモデルのXJR-15”LM”(7.4リッターV12、760馬力)も数台存在する、と言われていますね。

VIA:DD Classics

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