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アウディCEO「今後、金太郎飴デザインはやめる」。なお金太郎飴は中国市場のためだったことも判明

2018/01/10


| アウディのデザインは今後「金太郎飴」から脱却 |

アウディCEO、ルパート・ステッドラー氏が「今後、より車種ごとの個性を出したデザインへと変化させる」と発言。
アウディはもちろんのこと、最近ではBMWやメルセデス・ベンツといったジャーマンスリーがこぞって「金太郎飴」デザインを採用していますが、アウディはここから離脱する意向である、ということですね。

今後はそれぞれの車種がそれぞれの方向へ

なお、アウディの語ったところでは、「中国のような新興国においては、ブランドの浸透が第一だ。そこで我々は各モデルに共通性をもたせ、”アウディ”ブランドの構築を進めてきた。しかし今やアウディブランドは幅広く認知され、その必要もなくなった」とのこと。

欧州や米国、日本においてはメルセデス・ベンツ、BMW、アウディの認知度は申し分なく、しかし中国ではまだまだ低かった認知度(認識率)を向上させるために近年のアウディは金太郎飴デザインを採用した、ということになりますね。
つまり中国市場のために現在のデザイン戦略を取ったということですが、改めて中国市場の重要性を感じさせる事実でもあります。

BMW、メルセデス・ベンツについてもこの事情は「同じ」であったと思われるものの、BMWも80年代あたりまでは「金太郎飴」。
つまり3シリーズは小さい5シリーズで、5シリーズは小さい7シリーズで、といった感じですね。
それが90年代、2000年代には各シリーズで個性を出し、3シリーズはよりスポーティーに、7シリーズはより重厚に、といったデザインへと変化。
各モデル間でのデザインにおける自由度が高く、これによってBMWが大きく販売を伸ばした、とも記憶していますが、現在はアウディと同じく「中国市場のため」また金太郎飴に戻った、と考えられそう(それでもほかメーカーほど金太郎的ではない)。

最近だとメルセデス・ベンツの「金太郎飴度合い」がかなり強く、Cクラス、Eクラス、Sクラスを遠目で見分けるのが難しいほど。
かつてはCクラス、Eクラス、Sクラスに特徴があり、異なるデザインを持っていたので上位クラスに乗る人にはそれなりの満足感があったと思うのですが、現在はCクラスでもSクラス風のデザインを持っているために(そしてCクラスはメカニズム的にも優れるため)、「もうSクラスではなくてCクラスでもいいんじゃないか」と考える人が増えたんじゃないか、と思ったり。

メルセデス・ベンツは新型CLS、Aクラスで大きくデザインの方向性を変えてきましたが、おそらくはこれから登場するモデルもCLS風の顔つきを持つことになりそうで、当面「金太郎飴」傾向が続くのかもしれませんね。

とにかく金太郎飴は「いい面」「そうでない面」両方を持つ戦略であると認識していますが、アウディが今後各モデルのデザインをどう変化させてゆくのかには期待したいところ。

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