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【競売】公式には「存在しなかった」993ターボカブリオレ。なんとディーラーがポルシェに14台だけ作らせていた

2018/01/22


| まさかエクスクルーシブがここまでやるとは |

現在ポルシェ911ターボには「カブリオレ」が通常モデルとしてラインアップされ、ディーラー(ポルシェセンター)にゆけば注文することが可能ですが、993世代の911ターボには「カブリオレ」は存在せず、しかしドイツのあるディーラーがポルシェ・エクスクルーシブに発注し14台のみ製造した「993ターボカブリオレ」が今回RMサザビーズ開催のオークションに登場予定。

頼めばクーペをオープンにするなんてできるの?という声があるかもしれませんが、もともと「911ターボS」もカタログモデルではなく「エクスクルーシブ」で作られたことがその始まりで、あの「フラットノーズ」もそれは同じ。
つまりエクスクルーシブではエンジンや構造変更など「なんでもござれ(ただしお金次第)」ということに。

しかもトランスミッションはRUF製のクラッチレス

なお、この「993ターボカブリオレ」の面白いところは「993ターボ(クーペ)」の発表より先に開発が開始されたということで、つまりベースは「993ターボではない」ということ。
そのためシャシーは993カブリオレをベースにしながらもエンジンは964ターボの3.6リッター・フラット6シングルターボを使用しており、ワイドフェンダーとリアスポイラーも964ターボSのものを流用(リアサスペンションは993のマルチリンク)。

↓これが「ビール瓶が40本乗る」と言われた巨大なリアスポイラー

porsche-911turbo-993 (3)

そのためポルシェ史上としても極めて珍しい「二世代のミックス」となっていますが、結果としてこの「993ターボカブリオレ」が空冷世代最後のターボカブリオレ、ということに。

porsche-911turbo-993 (1)

ただしわざわざ「存在しないモデルを作った」代償は高く付き、その価格は993ターボの60%増し(やはりフラットノーズも似たような割増価格に)。

porsche-911turbo-993 (4)

今回出品される個体にはもう一つの付加価値があって、それは(ミヒャエル・シューマッハー氏のマネージャーであった)ウィリー・ウエーバー氏がこの993ターボカブリオレの最初のオーナーであったということ。
これは「確定情報」ではないとされているものの、同氏がルーフ製のクラッチレストランスミッションを装着していたこと(たしかに画像を見てもクラッチペダルがない)、そしてボディカラーなどが一致するために「同氏が所有していたものではないか」と言われているようですね。

こういった希少性もあり、この世にも珍しいポルシェ933ターボカブリオレの予想落札価格は最高で9700万円程度、と言われています。

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