>アストンマーティン

アストンマーティンがテスラ・ロードスターに対抗するスーパースポーツEV発売について語る

2018/01/12

| アストンマーティンはあらゆるジャンルに進出 |

アストンマーティンCEO、アンディ・パーマー氏が新型テスラ・ロードスターに対抗するハイパフォーマンスEV発売の計画についてメディアに語った模様。
Auto Expressから「ヴァンテージよりもコンパクトで速いEV発売の可能性はあるか」と尋ねられた際、アンディ・パーマー氏がその可能性について「ありうる」と述べた、とされています。

アストンマーティンはプラグインハイブリッドを作らない

かつ、その内容についても「課題はバッテリーとそのマネジメントシステム」としており、軽量化、エアロダイナミクス、転がり抵抗の軽減など、EVに必要な「効率化技術」についてアストンマーティンは強みを発揮しうると発言するなど、「すでにテストを開始している」っぽいもの。
実際のところアストンマーティンはラピードのエレクトリックバージョン「ラピードE」の発売を予定しており、EVについてはランボルギーニやフェラーリよりも「先」に行っている可能性が高そうですね。

関連投稿
アストンマーティンがラピードE(エレクトリック)」について語る。「素晴らしいハンドリングを持ち限定155台」
アストンマーティン「ラピードEはテスラから顧客を奪おうとは考えていない。なぜならその”上”を狙っているからだ」

アストンマーティンはフェラーリやマクラーレンに対抗する「ミドシップスポーツ」も発売する計画を持っていますが、さらにはハイパフォーマンスEVについても進出することになり、このままだといつの間にか「追う側」から「追われる側」になりそう。

加えてEVはパッケージングの自由度が高く、もしハイパフォーマンスEVを発売するとすれば、それはヴァルキリーのように「従来の概念を覆すような」斬新なクルマになるのかもしれません。

なお、アストンマーティンは「プラグインハイブリッドは考えていない」としており、その理由としてはコストがかかること、複雑になること。
プラグインハイブリッドはEVに移行するための手段であり、どのみちゴールが「EV」であるとすればプラグインハイブリッドに時間やお金を使うのは無駄、という割り切った考え方を持つようです。

ただしEVの普及までには時間がかかり、その間は(多分他社から購入するであろう)48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載してなんとか規制をクリアする意向も提示。

加えてメディアに対してアストンマーティンは2008年以降、はじめて販売が年間で5000台を超えたことも明かしており、2017年の販売台数は5117台であったことも明かしています。

あわせて読みたいアストンマーティン関連投稿

アストンマーティンが日本に注力。「日本重要。新しく日本法人や研究施設を設立し日本市場を拡大する」
アストンマーティンがフェラーリだけではなくマクラーレン、マセラティ他からも人材引き抜き。仁義なき戦いに
アストンマーティン上場に具体性。上場するならフェラーリ株を全部売って乗り換えだ
アストンマーティン「ル・マン参戦には興味がある。ただし市販車クラスの規制撤廃が条件だ」
出撃準備完了。フェラーリ812を狙い撃つ新型アストンマーティン・ヴァンキッシュがテスト中
アストンマーティンが強烈な成長。利益は前年比+84%、台数は+65%、一台あたりの販売価格も上昇
「ハウス・オブ・アストンマーティン青山」が開業。世界最大販売数が目標の巨大ディーラー
アストンマーティンが今度はタワーマンション建設。ペントハウスはプール付き、56億円ナリ
アストンマーティンは新型「ラゴンダ」を発売の意向。現行ラゴンダの1.2億を超える価格設定か?
アストンマーティン「年に2台、スペシャルモデルを受注生産にて販売。ただし価格は3億円から」
アストンマーティンがフェラーリの重要人物3人を引き抜き。「488GTBを超えるミドシップを作る」
アストンマーティン、海中へ進出。潜水艦製造会社と共同で「プロジェクト・ネプチューン」始動

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->アストンマーティン
-, , , ,