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価格15億円、ワンオフのロールスロイス”スウェプテイル”がなぜかBMWアブダビにて展示

2018/01/29

| その価格15億円、世界で最も高価な新車 |

ロールスロイスがワンオフで制作した、ロールスロイスSweptail(スゥエプテイル)がBMWアブダビ(ロールスロイスとミニも扱っている)に展示中。
これは2017年5月のヴィラ・デステで公開されたもので、その価格15億円とも言われる超弩級なカスタムモデル。
なお「15億円」という新車価格はロールスロイスはもちろん、自動車史上としても「過去最高」とのこと。

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なぜアブダビに?

このロールスロイス・スウェプテイルは「ロールス・ロイス愛好家のために」制作されたと公表されていますが、なぜこの車両がアブダビにあるのかは謎。
中古として出回ったとは考えにくく、アブダビと欧州、ほかにも拠点を持つオーナーによって注文され、今回アブダビへと輸送されたと考えるのが妥当かもしれません。

トランクリッドには「GBG」とレターがあるのでイギリスで登録された車のようにも思われますが、「GB」ではなく「GBG」というのがちょっと不思議。
なお「08」はナンバープレート代わりの数字だと思われます。※国土交通省による海外のナンバープレートの表記はこちら

ベースとなるのは「ファントム・クーペ」で、エンジンは6.7L/V12。
デザインモチーフは1930年台のヨットで、そのため内装にはウッドを多用しています。

ドアを開けるとアタッシュケースを収納するホルダー(この画像では閉じている)、車体後部にはシャンパンボトルやグラスを収納するスペースも。
シートの位置は(もともと?)けっこう高いようですね。

意外と内外装はシックなカラー。

ロールスロイスはこの「スウェプテイル」を制作するのに4年の歳月を要したとのことですが、それは世界中で走れるように「各国での法規を満たす必要があった」ことが主な理由だと語られています。

パルテノングリルは健在。
ポジションランプは他モデルと相違がある模様(黒っぽくなり、目立たないようにデザインされている)。

この車最大の特徴とも言えるリア。
シルバーのアクセントはフロントともシンクロしています。

発行するフライングレディ(スピリット・オブ・エクスタシー)。

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