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アレス・デザインがフェラーリGTC4を1970年代の「365 / 400 / 412」へ先祖返りさせる計画を公開

2018/02/08

| アレス・デザインがCEO古巣のフェラーリをカスタム |

元フェラーリ副社長、元ロータスCEOの肩書を持つダニ・バハー氏が立ち上げた「アレス・デザイン」。
先日はデ・トマソ・パンテーラの現代版「プロジェクト・パンサー」を公開して一気に有名に。
なお、これまでもメルセデス・ベンツやロールスロイス等を対象に富裕層向けのカスタムを行っていますが、ここへ来て一気にビジネスを拡大する模様。

GTC4を「先祖返り」

アレス・デザインのホームページを見ると多様なメーカー、そして様々なモデルのカスタム計画が公開されており、今回はフェラーリGTC4ルッソをフェラーリの過去モデル、「365 GT4 2+2」もしくは「400」「412」へとコンバートする計画を始動。

なお365GT4はこんなクルマ。
1972年デビューで1976年まで生産された4座フェラーリ。
エンジンは4.4リッターV12、320馬力と非常にパワフルです。

365GT4の後継となるフェラーリ「400」はこんな感じで、400Automatic400GT400Automatic i400GTiが存在。

こちらは412(モンディアルは308GT4の後継なので、系統がちょっと違う)。
365 GT4 2+2の流れをくむピニンファリーナデザインの2+2モデルとしてはここでいったん区切りがつき、412は1985-1985年までの生産。
その後456GT(1992)456GTA(1996)、456M GT/GTA(1998)、612スカリエッティ(2004)、そして2011年にやはりピニンファリーナのデザインで「FF」が復活することになります。※内容を一部修正しています

今回アレス・デザインのプロジェクトにてベースとなるのは現行モデル(FFの後継)であるGTC4ルッソですが、これを「1972年のルーツ」にまで遡るということになりそうです。
この世代のフェラーリは「リトラクタブル・ヘッドライト」を持っており、アレス・デザインは「(ランボルギーニ・ウラカンベースの)プロジェクト・パンサー」でもリトラクタブル・ヘッドライトを再現しただけに、今回の「フェラーリ先祖返り」でも同様にリトラクタブル・ヘッドライトを採用してくれるものと機体しています。

さらにアレスデザインに戻って、こちらはベントレー・ミュルザンヌの「クーペモデル」の完成予想イラスト。
以前にドイツのチューナーがこれを行っていると報じられましたが、これを行うところはそうそうなく、アレス・デザインとの共同プロジェクトなのかもしれませんね。

こちらはテスラ・モデルSのワゴン化。
こちらもほかチューナーが実際に着手しており、やはり共同でカスタムを行っているのかもしれません(もしくはアレス・デザインが下請けとして出しているのか)。

さらにテスラ・モデルSのコンバーチブル化も。

BMWのバイク、R Nine Tのカスタム計画も計画中。

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