| フェラーリの成長は今後の継続 |
フェラーリが2017年の業績、そして2018年以降のヴィジョンを公開。
2017年は812スーパーファストの好調なスタートや70周年記念イベントの開催、「エンジン・オブ・ザ・イヤー」受賞、「レッド・ドット」賞における”ベスト・オブ・ザ・ベスト”受賞など記念すべき年であったことを示しています。
もちろん販売台数としても8,398台を記録し「過去最高」となっていますが、そのほかにも多くの「記録」を樹立した輝かしい年であったようですね。
負債は2021年にはゼロに
さらに今後の計画についても触れており、年々負債を減らして2021年にはついに「無借金」となることも公表。
なお、今回の情報公開を受けてか、フェラーリの株価は一気に上昇しています。
2018年には9000台をデリバリーすることも明らかに。
なお、フェラーリの場合は「販売を抑えている」ので、現在の8398台から9000台へと伸ばすのも「ちょっと制限を緩めるだけ」で簡単に達成できそうですね。
2018年にデリバリーされる新型モデルはポルトフィーノのみ。
ということは488のハードコアモデル、「スポーツ・スペシャル・シリーズ」のデリバリーは2019年になる(もしくは現段階では伏せている)のかもしれません。
なおフェラーリは「2019年以降発売のモデルは全てハイブリッド」としており(2018年の新車が少ないのはその準備のためかもしれない)、ブランド初SUVは2019年発表/2020年発売、と言われています。
直近だとこんな感じ。
日本市場限定モデル「J50」は2018年のデリバリーとなるようですね。
こちらは市場別の計画。
欧州は2017年から2018年に+263台、アメリカは+189台、中国と香港・台湾は+83台、その他アジア(日本はここに入る?)は+67台となっています。
2020年にはフェラーリ・ユーティリティー・ビークル(FUV)がここに入ることになり、初年度はデリバリーが本格化しないにしても、2-3年目はゆうに(SUV/FUV増加分だけで)3000台を超えることになりそうですね。