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ランボルギーニが5年連続でイタリアでもっともホワイトな企業に選出。一方フェラーリは?

2018/02/14

| ランンボルギーにはイタリアにおける有名なホワイト企業 |

ランボルギーニがイタリアにて「もっとも労働者にとって魅力的な企業(Top Employer Italy 2018)」に選出。
これは毎年イタリア政府が労働環境や労働力の効率的なマネジメントに優れる企業を表彰するものですが、ランボルギーニはこれに5年連続で選出されることに。
さらにランボルギーニは2017年において7年連続の成長そして3,815台という販売記録を樹立しており、ウルス生産のために500名を増員するなど大きな拡大を見せています。

健康や資格取得にも配慮

現在ランボルギーニは1600名の従業員を抱え、従業員の健康のために「ピープル・ケア」なるプログラムを導入。
これには乳がんの無料検診、家族までカバーする健康保険も含まれる、とされています。
なお、ぼくがランボルギーニの工場を訪問した際に社員に聞いた話だと、社員食堂に「ローカロリーメニュー」があったり、結婚した社員にはランボルギーニの(短期)貸し出しがあるなどかなり待遇が良い、とのこと。

さらに妊婦さんや出産したての人にはより会社に近いパーキングスペースを用意したり復帰を助けたり、産休中も60%の給料を支払ったりという支援があるようですね。
加えて無料のフィットネスセンターや学習支援(MITと提携しており学位取得も)、地元大学との提携による資格取得など「至れり尽くせり」のようですね。

なおフェラーリがこのアワードに選出されたことはなく、フェラーリはちょっと前までは「あまり評判の良くない」企業であったと言われます(もちろん今は改善していると思われる)。
具体的には給与水準が低く、かつ昇給も低く家庭を持つと生活が苦しいレベルで、そのため結婚を機に「フェラーリの取引先」へと転職するのが一般的なパターンだった模様。
それでも「フェラーリで働きたい」という若者は後を絶たず、そのため給与が低くとも十分な労働力を確保できたこと、「フェラーリで働いていた」という肩書きがあれば転職に比較的有利なので「転職前提で」フェラーリにやってくる人も多かったと言われますね。※フェラーリが設立した職業訓練校、「国立フェラーリ工業学校」というものもある

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