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ポルシェが15%を占めるディーゼル車を廃止との報道。2020年全廃の予定を前倒しでHVに置き換え

2018/03/04

| ついにポルシェがディーゼルの呪縛から逃れる |

ポルシェがディーゼルエンジンをラインナップから落とす、との報道。
これは英国Autocarが報じたもので、現在ポルシェは新型カイエンにおいてディーゼルモデルを発表したばかり。
にも関わらずこの決断となったわけですが、「よりエコフレンドリーなハイブリッドへ」の意向がその理由と報じられています(もちろんディーゼル不正事件も関係しているのは間違いない)。

ポルシェとディーゼルはそもそも相性が良くない

加えて新型パナメーラにおいては、欧州にて「60%以上」の販売がハイブリッドモデルとなっているとも報じられ、ポルシェとしては「予想以上にハイブリッドへの移行が早く進みそうだ」と判断したのでしょうね。
もともとポルシェは「2020年にディーゼル全廃」の予定であったものの、これを前倒しで行うということになりそうです。

なお、欧州ではディーゼルエンジンについて「維持費が安価」なことで人気が高く、普及率もかなりのもの。
ただし「経済的」な理由で選ばれるためコンパクトカーやエントリーグレードに多く、ポルシェのようなプレミアムカーメーカとはあまり相性が良くないのも事実。
逆に「ハイブリッド」「EV」は維持費が安価でも車両価格が高くなるので、普及価格帯の車を多く持つメーカーとは相性の悪い技術でもあります(マツダやスバルがハイブリッド/EV化に積極的ではない理由の大半はここ)。
よってポルシェにとって「脱ディーゼル」「EV/PHEV注力」は非常にロジカルな選択なのかもしれません。

加えて、欧州にて新たに導入されるNew European Driving Cycle=NEDCはディーゼルにとってかなり厳しい内容だとされており、これに既存車両を対応させるには相当にコストがかかる、という話も。
現在ポルシェにとってディーゼルの販売比率は15%(けっこうある)とのことですが、ポルシェCEO、オリバー・ブルーメ氏いわく「ディーゼルはさほど重要ではない」。
上述のようにプレミアムカーメーカーとして、そして今後の社会的責任、イメージを考えた場合、「ディーゼルを切り捨てる」のもやむなく、ディーゼル車延命のためにコストを投じて法規に対応させるのも「本末転倒」だと言えそうです。

なお、このNEDCにおいては、エミッションだけではなく様々な規制が強化されており、BMWはこれの導入で「M3が新基準に対応できなくなる(それだけのコストをかけて対応させる意義が薄い)」とされ、M3は今年5月で販売終了、ともされていますね。

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