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クルマは「グレード」によってこうも違う!「車種のランクを下げてでも上級グレードを狙ったほうがいい場合も」

2018/02/28

| クルマのグレードには色々ある |

トヨタは「カーライフノウハウ」という一連のシリーズを公開していますが、その中で「グレードによってクルマはここまで変わる!」というコンテンツを公開。
エンジン、装備、駆動方式(2WD/4WD)による差をジャーナリストが解説し、しかし結局はトヨタのクルマの紹介になってしまうというおなじみの内容ではあるものの、なかなかに面白いコンテンツだと思います。

機能の増加とともにクルマのグレード名も長くなってきている

クルマの「グレード」というのはトヨタ・アルファードで言うと「ハイブリッドG」「SC」「X」というアレで、まさにエンジンや装備が異なる、というもの。
BMWだと318iや320i M Sportという具合で、アルファベットや数字で表されることが多いようです。
スポーツモデルになると「S」「R」「GT」「RS」などの文字が使用される事が多く、これは「スポーツ」「グランドツーリング」「レーシング」という、走りに関連した文字を付与するためだと思われます。
なお、米国では「DX(デラックス)」や「LX(ラグジュアリー)」といったグレードが多いようですが、日本では現在あまり用いられておらず、国によって好まれる文字に差異があるようですね。※日産S13シルビアの「J」「Q」「K」は新鮮だった

加えて、こういったアルファベットに「プライム」「スポーツ」「ラグジュアリー」といった名称を付与する場合も見られ、さらには「クワトロ」「xDrive」のように駆動方式を追加したり、「ハイブリッド」「e-Power」のようにパワートレーンの差異を付与したものも。

BMW-X2-43

昔はクルマのグレードというと「エンジン」「足回り」といった走行性能そのものに関する差異を「グレード」として分けていたものが、最近だと「エアロパーツ」「駆動方式」「パワートレーン」といった新しい要素を差別化要因として付与しており、よってクルマのグレード名が長くなってきている傾向も感じられます。

ぼくが面白いと思ったのは「レンジローバー・イヴォーク」で、これはエンジンやトランスミッション、足まわりや駆動方式が「全部一緒(欧州ではFFがあったり、最近ではディーゼルも追加されましたが)」で、違いというのは「豪華さ」「見た目の違い」のみに設定した、というところ。
クルマの差別化というのは本来走行性能の差別化によって行われるものだという固定概念をきれいさっぱり否定したクルマであり、そのグレード構成は非常に興味深い、と思います。

なお、トヨタでは「クルマ選び」「メンテナンス」「クルマの機能」「カーライフハック」など、様々なコンテンツが公開中。※ただしどのコンテンツも結局トヨタ車の宣伝になっているのがトヨタらしい

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