テックアートがポルシェ・パナメーラ・スポーツツーリスモのカスタム公開。内装はヴィンテージ調

｜　テックアートがいち早くパナメーラ・スポーツツーリスモのカスタムに名乗り　｜

テックアートがポルシェ・パナメーラ・スポーツツーリスモ向けのチューニングプログラムを公開。
すでにテックアートはサルーン版パナメーラ向けのパッケージ「グランドGT（GrandGT）」を持ちますが、そのワゴン版ということに。
パナメーラ・スポーツツーリスモ向けでもやはり「グランドGT」を名乗り、実車はジュネーブ・モーターショーにて公開の予定ですが、昨年もテックアートは新型を3台公開するなど積極的な活動が伺えます。

ボディカラーは渋いグリーン

内容としてはローダウンにホイール（22インチ）交換、ワイドボディキット装着、それに伴う前後バンパーやサイドステップの交換、エキゾーストシステムの交換など。

エンジン出力はECUアップグレード、上述のエキゾーストシステムによって550馬力から640馬力へ。
エンジンはもちろんV8ツインターボ4リッターですが、NAで90馬力を稼ぐのは楽ではなく、やはり「ターボエンジンは比較的パワーアップがイージー」だと改めて感じます。
これによって0-100キロ加速は3.8秒から3.4秒に向上している、とのこと。

ボディカラーは珍しい「グリーン」。
テックアートは911ターボSのカスタムカー「911GTストリートR」でもグリーン（こちらは明るい色調ですが）を採用しており、けっこうグリーン好きなのかもしれません。

インテリアはヴィンテージ調

なお内装カスタムはテックアートの得意とするところですが、今回はこれまでにないカラーと仕様。

「ワゴン」というところを考慮したのかエレガントな雰囲気すら感じさせるもので、ヴィンテージ調の加工が施されています（フェラーリ、ランボルギーニも最近はこういったレザーを用意しており、一種の流行だと言える）。

ステッチはグリーン、オレンジ、ブラック、そしてパイピングはブラック。
ちょっとわかりづらいですが、パネル類はボディカラー同色のダークグリーンへペイントされているようですね。

今回のジュネーブ・モーターショーにおいてはこの「パナメーラ・スポーツツーリスモ・グランドGTのほか、911GT3、911Rカブリオレ（？）、911ターボS、マカンのカスタムカーも展示する、とのこと。

こちらは911ターボSベースの「911GTストリートR」。
720馬力を発生するモンスターマシンで、そのパワーに見合うアグレッシブなボディキットも大迫力。
以前は明るいグリーン（ポルシェが最近発表した新型911GT3RSのリザードグリーンのような）でしたが、今回は911ターボSエクスクルーシブのようなゴールドっぽいボディカラーへ変更されています。

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