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パガーニが前年比29%成長と発表し、記念モデルも公開。なお顧客の主要年齢層は30-35歳、20代も多い

2018/02/26

| パガーニには年間40台以上生産する意思はない |

パガーニが2017年において、前年比で29%増の納車台数を記録した、と発表。
ただしパガーニは具体的な数字を発表しておらず、何台がこれまでに、そして2017年にどれくらいをデリバリーしたのかは不明です。
加えて2018年も40台をデリバリーするとしていますが、パガーニは「年間40台以上に規模を拡大することはない」と名言。
なお昨年には「創業25周年、これまでに137台をデリバリー」とコメントしており、昨年は2018年の予定よりちょっと少ない「30数台」だったのかもしれません。

パガーニ顧客の主要年齢層は30~35歳

なおパガーニは今後販売を拡大するよりも「パガーニ・ファミリーをもてなす」ことに重きを置くとしており、これはおそらく先に発表された「レストア」や、レストアの際に最新のスペックや好みのカスタムに自分の車を仕上げ、より長く乗れるように配慮する、といった活動なのでしょうね。
なおパガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏によると「パガーニの主要顧客は30~35歳で、20代も珍しくない」とのこと。
ロールスロイスの場合、オーナーの平均年齢は45歳で、BMWだと50歳、メルセデス・ベンツは51歳、ベントレーは56歳という統計があり、それらと比較すると「かなり若い」オーナー像だと言えそうです。

加えて今回パガーニはこれまでの「成功」を記念してウアイラ、ゾンダそれぞれのスペシャルモデルをジュネーブ・モーターショーへと出展。
ひとつはUSスペックのウアイラ・ロードスター。

もう一つはゾンダHPバルケッタで、これは昨年のペブルビーチでも公開された車両。

なおパガーニの「年間40台」ですが、これはブガッティの「70台/年」よりは少ない数字となり、しかし独立系エキゾチックカーメーカーとしてはかなり成功した例だと言えそうです。

限定3台のうちの1台であることを示すプレート。

センターコンソール上にある、車の形をしたものは「キー」。
ウアイラのキーもやはりそのシルエットを模したものですが、最新モデルのキーは「よりリアル」になっているようですね。

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チタン製マフラーエンド。
「ラッパ」部分はわざわざ別に溶接するほどのこだわりよう。

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