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「好きな色」はバラバラでも、「色の与える効果」は誰にも同じ。色の及ぼす印象を考える

2018/03/13

| 色が人の感情に及ぼす効果は? |

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「色」とは不思議なもので、人によって好きな色は異なるものの、色が人の心理に及ぼす効果はほぼ同じ。
相対性と絶対性をあわせもっているとも考えられますが、ここで色の持つ効果を記載してみます(カラーマーケッターのミミ・クーパー、およびセラピストのアーリーン・マシューズの著書をもとにまとめています)。
なおぼくが好むのはこれまで乗ってきた車を見てもわかるとおり、白、黒、赤、黄色、オレンジで、緑や青を積極的に選ぶことはあまりありません(他に選択肢がないときは除く)。

それぞれの色が人に与える効果を見てみよう

レッドはこんな意味がある

赤は生理的レベルで最も活発な反応を示す色。
世界中のどの文化圏においても、白と黒の次に名前がつけられた色、それが赤らしいです。
自然界ではイチゴやトマト、ルビー、ガーネットが該当し、「豊かさ」を表現。
また血の色から来る洗礼や心臓、そして炎の色でも。

愛と怒り、性欲を表現する色でもあり、他では危険や危険に面したときの豪胆さを表現するとも言われます。
販売サイトにおいて「赤」を使用すると、それを見た人の購買意欲が高鳴るともされていますね。

オレンジにはこんな効果がある

心拍と脈拍数を増加させる色。
オレンジ=スパイシーととられることも多く、その印象のまま挿し色として使用するのが効果的。
うまく使いこなせば陽気で快活なイメージになるものの、鮮やかな使いすぎると軽率なイメージになる危険性も。

軽率=安っぽいととられることもあるとされ、反面、少し白を加えると落ち着いたイメージになるとのこと。
「ガルフオレンジ」が「まんま(赤っぽい)オレンジ」でないのはそのあたりが理由かもしれません。
創造性、型破りを表す色、とも言われます。

イエローにはこんな効果も

原色の中ではもっとも光を反射する色。
イコール明るい、ということでその明るさは人を警戒させ、注意を促す意味もあり、いちばん人目に付く色なので、児童の帽子や傘にも使われますね。

なお黄色と黒との組み合わせは危険を表し、黄色の紙に黒の文字で印刷すると最も見やすい組み合わせとなるのが「イエローページ」の起源である、とも。
さらには新しさや予期しないもの、通常ではないもの、といった意味合いも。
自然界でいうと太陽、レモン、とうもろこし、サフラン、黄金、小麦畑、その他たくさんあり、「歓迎すべき色、心地よい色」であることも知られます。

楽天的、陽気、快活で輝いたイメージがある一方、「落ち着かない色」にもなりやすく、使いすぎるとすぐに飽きられる場合も。
欧州では、中世の画家たちがユダに黄色の服を着せた様子を描いたことから「卑怯な、臆病な」というマイナスイメージもあり、さらに「イエロージャーナリズム」という言葉がある様に「無節操な」という意味合いもあるようです。



ブルーはこんな色

ご存知のようにブルーはアメリカでは非常に人気があります。
心地よく健康的、不変性をあらわし忠誠心・信頼感を表現し、ブルーチップ(優良株)、ブルーリボン(最高の賞)というものも。
自然界ではアイリス、ヒエンソウ、わすれな菊、ヒヤシンス。
混ぜる色によっては優雅で格式のあるロイヤルブルー、プロフェッショナルをあらわすネイビーブルーに変化したり、赤を混ぜると快活で刺激的なコバルトブルーへと変化。
基本的には攻撃的な色ではなく「ブルーな気分」や「ブルース」が示すとおり、向かってくるよりは退く色でもあり、ビジネスの場など「受け入れれてもらいたい」ときにはブルーを使うと良いと言われます。

ホワイトはこういった効果が

白は色素の無い状態で、清潔さ、新しさ、ピュアさ、平和を表現し、そして高級感も。
これも青を混ぜてポルシェでいうとグレッシャーホワイト(氷河)のような冷たい白、黄色を混ぜてキャララホワイトのような安心感のある白にしたり、と変化性に富む色でもありますね。

基本的にネガティブさのないイメージですが「white lie(悪意の無いウソ)」 「white elephant(やっかいもの)」「 white flag of surrender(降伏旗)」といった表現も。
アクセントが無ければ「人工的」「平凡」「安物」「使い捨て」といった印象にもなり、とくにエッジがなく陰影がつきにくい車に白を選ぶと「のっぺり」した雰囲気にも。
ホンダ・タイプRも「赤いホンダマーク」がなければヒットしなかったかもしれません。

ブラックはこんな色

黒は優雅さ、洗練されたもの、セクシーさというイメージ。
「ブラックスーツ」のように黒いきちんとした服を着ていればマナーに外れることはなく、しかしセクシーなランジェリーが示すように、「危険」なイメージも。
また「夜」「死」「魔力」「違法」「権力」「支配」、ブラックメール、ブラックリスト、ブラックマーケットなどタブーではあるものの、人を惹きつけてやまないものを表します。
たしかにヘビメタ系の人々はブラックが似合いますし、オジー・オズボーンもやはりブラックが似合いますよね。

「ブラック」という言葉の持つイメージのリサーチ結果では、恐怖、怒り、抑うつ感、対立とタブーを破る、といったイメージも併せ持つ、とのこと。
そういったイメージから大胆で変わった色と看做されており、黒を選ぶことで体制に取り込まれない、という強い意志をアピールすることもできる、と言われます(そのためコムデギャルソンの登場は欧米にとってかなりショッキングであったとされる)。
ミュージシャンやファッションリーダーが好んで着用する色でもあり、「強さと力、趣味の良い洗練されたイメージ」を表現する、とも。

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