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アストンマーティンが「Varekai(ヴァレカイ)」を商標登録。DBX?それともミドシップスポーツの名前??

2018/03/18

| DBX=Varekai? |

アストンマーティンがブランド初のSUV、「DBX」のためとみられる商標と登録。
登録された名称は「Varekai(ヴァレカイ)」で、調べて見るとロマ語で「どこへでも」という意味のようですね。
この名称についてDBX(もしくは新型クロスオーバー)に使用されるものかどうかは言及はなく、しかし「どこへでも」という意味とクロスオーバーとは関連性が感じられ、やはりDBX=ヴァレカイ、なのかもしれません。

「ヴァレカイ」はミドシップスポーツの名称かも

なおVarekaiの起源はギリシア神話となっており、これは北欧神話を起源とする女神、「ヴァルキリー」との共通性も。
アストンマーティンは「ヴァルキリー」にてははじめて「ミドシップスポーツ」に参入しますが、ヴァルリーは「序章」だとしており、その下にハイパースポーツとスーパースポーツが存在する、ということがアストンマーティンから語られています。
これを鑑みるに「神話つながり」で「ヴァレカイはヴァルキリーと同じミドシップスポーツのひとつ」とも考えられますが、とりあえず現段階では何もわからない状態。

なおアストンマーイティンは「V」で始まる名称を用いる傾向があり、今後の「DB」からこちらへ移行するのかもしれませんね。
現在の「V」系ラインアップは下記の通り。

ヴァルキリー(Valkyrie)・・・北欧神話に出てくる女神。勝利を決すると言われる(ワルキューレと同じ)
ヴァンテージ(Vantage)・・・優越という意味の英語
ヴァンキッシュ(Vanquish)・・・征服する、という意味の英語
ヴァルカン(Vulcan)・・・イギリスの戦闘機。アストンマーティンには戦闘機にちなんだ限定モデルもある

自動車メーカーは統一性を重視する?

なおメーカーのネーミングにはある程度の統一性がある場合が見られ、国産車メーカーだとトヨタが「サ行」や「C」で始める名称が多いことで知られます(ラインナップの拡大とともにその傾向も変化していますが)。
たとえばカローラ、セルシオ、セリカ、カムリ、クラウン、といった感じですね。

欧州ではオペルが「アストラ」「カリブラ」「ティグラ」「ザフィーラ」「アンペラ」というように最後が「ラ」のものが多くなっています(最近はこの限りではない)。

ロータスは「エリート(Elite)」「エリーゼ(Elise)」「エスプリ(Esprit)」「エラン(Elan)」など。

VWでは「ゴルフ」「ヴェント」「シロッコ」のように風の名前が多かった時代があり、最近では「ティグアン=タイガー+イグアナ」「アルテオン=アート+フィデオン」といった感じで最近は造語が多し。

ポルシェはスポーツモデルについて「911」「718」と数字を用いており、4(5)ドアモデルだとパナメーラ、カイエン、マカンといった感じで固有名が与えられます。



ランボルギーニだと闘牛もしくは牛に由来した名前が多く、ざっと下記の通り。

ミウラ(Miura)・・・闘牛牧場の名前(ミウラ牧場)
カウンタック(Countach)・・・ピエモンテ地方の方言で「びっくりした」
イスレロ(Islero)・・・闘牛の名(闘牛士を一人殺害)
ハラマ(Jarama)・・・スペインのハラマ・サーキットから
エスパーダ(Espada)・・・スペイン語で「剣」
ウラッコ(Urraco)・・・闘牛の名前
シルエット(Silhouette)・・・?
ジャルパ(Jalpa)・・・?
ディアブロ(Diablo)・・・本来は「悪魔」の意味ですがこの場合は闘牛の名前
ムルシエラゴ(Murciélago)・・・本来は「コウモリ」の意味ですがこの場合は闘牛の名前
レヴェントン(Reventón)・・・闘牛の名前
ガヤルド(Gallardo)・・・闘牛の血統の名前
エストーケ(Estoque)・・・闘牛に使用する剣
アヴェンタドール(Aventador)・・・本来は「ふいご」の意味ですがこの場合は闘牛の名前
アステリオン(Asterion)・・・ミノタウロスの名前(Asterios)から。ミノタウロスは人と牛とのハイブリッドなので
ヴェネーノ(Vneneno)・・・闘牛の名前
ウラカン(Huracan)・・・闘牛の名前

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