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ジープが自ら7つのカスタムモデルを公開。スピード系、レトロ系、「Gクラス風」も

2018/03/22

| ジープ自らがカスタムの手本を紹介 |

ジープが毎年ユタ州で開催される「イースター・ジープ・サファリ」に向けて7つのコンセプトカーを公開。
ここでいくつかを紹介してみたいと思いますが、まずは「ナチョ・ジープ」コンセプト。
これはFCAのオプションパーツ群「モパー」でカスタムしたもので、ボディカラーはナチョ・イエロー、グリルはサテンブラック。
ウインチや追加LEDライト、チューブラー・ドアを装備しています。

なお「モパー」はクライスラーグループの車(ダッジやジープ)を対象にした、自社によるアフターマーケットパーツブランド。
「Moper」は「モアパワー」が語源だとされ、その名の通りユーザーがカスタム/チューンできるパーツを200以上も揃えています。

メルセデス・ベンツGクラスへのオマージュも

こちらは「4SPEED」コンセプト。
これは「スピード」の名が示す通り走行性能を意識したもので、カーボンファイバー製エンジンフード/フェンダー、カスタムロールケージなど。

さらに全長は55センチも短縮され、これによってアプローチアングル、デパーチャーアングルともに大きく改善。
フロントシートも専用品となりカスタムロールケージも組まれ、ホイールは18インチ、タイヤは35インチの外周を持つBFグッドリッチ製マッドテレーンに。

そしてレトロな「ジープスター」コンセプト。
2トーン外装にカスタムハードトップを持ち、車高は2インチ上げられています。

なお「ジープ(Jeep)」は現在中国の自動車メーカーも欲しがる強力なブランドですが、もともとはFCAの所有ではなく「カイザー=フレイザー・コーポレーション(1945-1970)」の製品。
このカイザー=フレイザー・コーポレーションは1970年にAMC(アメリカン・モーターズ・コーポレーション、1954-1987)」に買収され、そのAMCも1987年にクライスラーに買収されています。
さらにその後AMCはいちブランドとして残るも1998年に廃止され、しかし「ジープ」は残った、ということに。

そして「サンドストーム・コンセプト」。
バハ・レーサーをイメージしたものでカーボン製ベンチレーション付きフード、カスタムフェンダー、チューブラーバンパーを装備。
追加ランプやロックレール、カスタムロールケージやスペアタイヤ・キャリアが追加されたワイルドな仕様ですね。

悪路走破性を最大限に向上させることを考えており、サスペンションやギア比も変更されている、とのこと。

こちらはメルセデス・ベンツGクラスへのトリビュート、「J-ワゴン」コンセプト(G-ワゴンではなくJeepの”J”ワゴン)。
ボディカラーはワーム・ナチュラル・グレーで追加LEDライトやブロックグリルが装備され”ロックスライダー”17インチホイールを装着。

なお、こちらはレネゲードをベースとした「B-Ute」コンセプト。
ワイドフェンダー、1.5インチリフトアップにてワイルドな印象へと変身しています。

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