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ランボルギーニがイスレロ、エスパーダの50周年を記念し、レストアを行い公開へ。その意図を考える

| ランボルギーニはイスレロ、エスパーダの50周年を祝う |

ランボルギーニが1968年に生産を開始した「エスパーダ」「イスレロ」の50周年を祝い、それぞれのレストアした車両をテクノ・クラシケにて公開する、と発表。
なおエスパーダ、イスレロともに2+2レイアウトを持っており、今のランボルギーニからするとかなり「珍しい」クルマでありますね。

ミドシップレイアウトを持つ「ミウラ」の登場は1966年ですがエンジンは横置きレイアウトを採用し、現在のランボルギーニに繋がる「ミドシップ、エンジン縦置き」のカウンタックが登場するのは1974年。

なおランボルギーニは最初の市販車「350GT」は3人乗り、その次の400GTでは4人乗り。
それまでは「フロントエンジン」「4人乗り」も珍しくなかったという過去を持っていて、今とはずいぶんイメージの異なるラインナップであった、ということですね。

エスパーダはもうレストア完成済み?

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エスパーダは1968-1978年とかなり長く生産されたモデルで(ランボルギーニの歴史を見ても”長寿”モデルに分類される)、トータルで1217台が世に送り出されることに。
エンジンはやはりV12(3.9リッター321馬力)、そしてこれをフロントに積んで後輪を駆動。
このエンジンはミウラやカウンタックと同じ形式であり、後期モデルだとエスパーダの0-100キロ加速は6.6秒、最高速度は時速260キロというスペックを誇ります。

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ボディサイズは全長4730ミリ、全幅1860ミリに対して全高わずか1185ミリ。
相当に長く、相当に広く、相当に低い、ということになりますね(4人乗りなのにマクラーレン720Sよりも低い)。

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インテリアはエレガントそのもの。
最近のランボルギーニでは、ブラックを除くとこういった「内装色を単色に」することはできず、必ずブラックとのツートンに。
カスタム・プログラムの”アドペルソナム”だと単色内装は可能と思われるものの、ぜひともこの「(ブラックが入らない)単色」インテリアを標準オプションにて復活させてほしいところ。

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なお、この「エスパーダ」のデザイン元は「マルツァル」。
ベルトーネ(に在籍していたマルチェロ・ガンディーニ)のデザインですが、これを市販向けにトーンダウンしたのがエスパーダとなります。

「エスパーダ」の意味はスペイン語で「剣」となり、同じく「剣」の意味を持つ「エストーケ・コンセプト」は実質的なエスパーダの後継モデルだと言えそう。
ドア枚数は(エストーケでは)4枚に変更されているものの、そのぶん実用性には勝り、現在のランボルギーニにおけるラインナップでは「有用」な一台だと思われ、市販化が待たれるモデルでもありますね。



イスレロはまだ準備中

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こちらは「イスレロ(Islero)」。
耳慣れない名前ですが、ランボルギーニの命名法則に漏れず「闘牛」の名前がその由来となっています。
発売は1968年、販売終了は1970年と短命で生産台数はわずか225台。
エスパーダが1,217台を販売したことを考えると、相当に少ない生産数で、ランボルギーニの歴代モデル中では、限定モデルを除くとシルエットの54台、350GTの135台、ジャルパの179台の次に少ない数字。

エンジンはV12(320馬力、後に350馬力へ)、上述の通りフロントにマウントされ、駆動輪は後輪のみ。
デザインはカロッツェリア・マラッツィ(Carrozzeria Marazzi)で、後継モデルは「ハラマ」。
なおハラマのデザインはガンディーニへと変更されており、ランボルギーニは(生産期間の短さを考えても)あまりイスレロのデザインを気に入っていなかったのかもしれません。

完成後はグリーンにペイントされる予定で、ドイツはエッセンにて開催される「テクノクラシカ」にてお披露目される、とのこと。
もちろんレストアを行うのはランボルギーニのクラシックカー/レストアを担当する「ポロストリコ」。

ランボルギーニは近年クラシックモデルのレストア事業を拡大しており、積極的にレストアを行った上でそれらの「完成車」を披露しています。
これには「クラシックモデルの価値を維持することでブランドバリューを上昇させる(価値が下がらないどころか、価値が上がってゆくという環境をつくる)」という戦略があると思われ、ジャガーやフェラーリもこれと同様。
つまり「買って安心」「コレクションに値する」ブランドであり、それは(たとえ現行であろうと)どのモデルでも同じであるということを印象づけるものと考えられます。

腕時計だとパテック・フィリップがこの手法を採用し、オークションでは自社が過去モデルを高額にて落札し、相場を上げてゆくことで現行モデルを「高価格で」販売できる環境を作っている、と言われますね。

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