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【動画】エアブレーキの動作は何度見ても異様。マクラーレンがセナにてサーキットを走行し、その機能を解説

2018/04/07

| 何度見てもエアブレーキの動作は異様 |

マクラーレンが「セナ」にてサーキットを走行する動画を公開。
セナはそのデザインが酷評を招いているモデルで、そのためかマクラーレンは「全てはパフォーマンス重視であり、デザインはそのための犠牲となっている」と発表。
その後も「パフォーマンス」を紹介する動画を続けて公開しており、「走行性能推し」の姿勢を見せています。

セナ特有の「ポッド」も紹介

今回公開された動画も同様で、サーキットを走行させることでパフォーマンスを、そしてそのパフォーマンスのベースとなるアクティブエアロの動作を紹介。
とくにエアフローを改善するためのアクティブエアロ「ポッド」はなかなか面白い動きをしており、今後同様の考え方を持つものも登場しそう。

ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテも4箇所にアクティブエアロデバイスを持っていて、マクラーレン・セナ同様に「不要なときにダウンフォースを発生させない」構造を持っており、これがかなり効く(試乗したものの、法定速度内ではもちろん体感は難しかった)模様。

なお、セナは「3つの800」つまり「800馬力」「トルク800Nm」「ダウンフォース800kg」が数字上の特徴で、この巨大なリアウイングは文字通り最大で800キロのダウンフォースを発生。
MP4-12Cで採用された「エアブレーキ」はその後ほかのマクラーレン各車にも受け継がれますが、このセナとて例外ではなく、減速時にはウイング翼面を「立てる」ことで強力な減速力を得ており、それは動画でも確認可能(一番上の画像ではウイングが立っていることがわかる)。

セナのドアには「窓」があり、これはゴリラガラスを使用するものの、「通常のドアよりも重い」構造。
サイドウインドウ自体の開閉も困難となり(ランボルギーニ・カウンタックやスバルSVXのように下がちょっと開くだけ)、ドアを昇降させるダンパーの取り付け位置も新設せざるを得なくなったというシロモノですが、この意味と意図は不明。

↓中央に穴があることで”ドーナツドア”と一般に呼ばれるらしい

セナは上述の通り「全ては速さのため」な車ですが、なぜ重くしてまでこのドアを採用したのかはちょっと知りたいところでもあります(セナのサーキット走行専用モデル、セナGTR」ではここはカーボンでフタをされており、外は見えない)。

それでは動画を見てみよう

こちらがマクラーレンセナの細部を解説し、実際にサーキットを走ってみた動画「McLaren Senna: Utterly Uncompromising」。

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