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メルセデスAMG SL65が6月で生産終了。これでV12搭載メルセデスは残り3車種に

2018/04/08

| メルセデス・ベンツはV12エンジンをラインナップから消す意向 |

メルセデス・ベンツは「V12エンジンを徐々にラインナップから落とす」とすでに述べており、実際に「G65」をカタログドロップ。※現在のところ「65」という数字を持つモデルがV12エンジン搭載モデル
そして今回は「メルセデスAMG SL65を6月いっぱいで生産終了」とアナウンスしており、残りはついに「メルセデスAMG S65ロング」「メルセデスAMG S65クーペ」「メルセデスAMG S65カブリオレ」の3モデルのみということに。

ランボルギーニ、フェラーリは「V12エンジン継続」?

なおV12エンジンが消えゆく理由として、「環境規制」がもっとも大きな問題かと思われますが、「V8エンジンでもV12並のパワーが出せるようになった」「高級車マーケットで大きなシェアを持つ中国では排気量4リッターを超える車の販売が難しい」という理由もありそう。

アウディはV12どころかV10、V8すらも将来的に無くしてしまう方向で、大排気量V12エンジンで知られるアストンマーティンについても「V8モデルでも十分なパフォーマンスが得られる」ため今後はV8が中心となりそうな予感(さらにはV6エンジンに興味を示している、とも言われる)。※アストンマーティンはちょっと前まで「V12にこだわり続ける」と述べていた

一方でランボルギーニはV10、V12はランボルギーニのDNAだとし、これをやめる意思はなく、「かなり」珍しい例ではありますね。
フェラーリについてもV12は存続(しかしハイブリッド化)の予定で、これは故エンツォ・フェラーリ氏が「V12エンジンを積んでいなければフェラーリとは言えない」と言っていたこともあって、ブランドイメージ保持のためにもV12エンジンは「残す」と考えられます。

なお次期SLについてはすでに開発が進められており、次期AMG GTと多くを共有すると言われ、そのため「驚くべき性能を持つ車になるだろう」とダイムラー会長、ディーター・ツェッツェ氏が述べていますね。

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