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中国大陸に入った。見たことのない車や中国車がたくさん。現地の自動車事情は?

2018/04/08

| 中国でも中国車は意外と少ない |

さて、香港から中国に入りますが、ここで中国にて見かけた車を紹介。
一口に中国といっても、非常に広い国だけあって北と南、東と西では走っている車がまったく異なります(貧富の差や、地場メーカーの強弱が理由)。
今回は「広州」なので華南地区、つまり南の方ですね。
上の画像は中国メーカーの車のようですが、なかなか格好良く、「こういった中国車もあるのか」と驚くことに。

最多はフォルクスワーゲン

ざっと街中を見る限り、最も多い自動車メーカーはフォルクスワーゲン。
ただし「ゴルフ」「ポロ」といったハッチバックは少なく、セダン(日本にはない車種)、トゥアレグやその他SUVが多いようです。
数年前まではもうちょっとコンパクトカーが多かったように記憶していますが、最近ではコンパクトカーがかなり減っているようですね。

そのほかだとメルセデス・ベンツ、BMWも多く、その次にアウディ、そしてビュイックとフォードといった感じ。
いずれのメーカーもセダンやSUVがよく売れていて、「セダン比率」の高さにはちょっとびっくりですね。

テスラも比較的よく見かけるメーカー(モデルS、モデルXともに多い)。
ナンバープレートが「グリーンのグラデーション」ですが、これはEV専用のプレート、とのこと。
中国ではナンバープレートの取得が困難(車が増えすぎて、政府が登録を絞るために発給を抑えている)ですが、EVだとすぐにナンバープレートを取得でき、こういった方法でも中国政府は「EV促進」を行なっているようですね。

その隣はポルシェ・カイエンですが、ポルシェだとカイエン、マカン、パナメーラの順によく見かけ、911やボクスター、ケイマンといったスポーツモデルはほぼ皆無。

こちらのSUVは中国の「BYD」。
中国メーカーの中ではかなり多く見かけます。

高速道路はこんな感じ。
日本だと「名古屋75km」といったように、距離を表す数字はおおよそ2〜3桁ですが、中国だと「北京1250km」というような4桁の数字を示していることがあるのがけっこうカルチャーショック。

ここ数年で運転マナーは劇的に向上しましたが、それでもまだまだ無法地帯のような運転をする車をよく見かけます。



これも中国メーカーの車?
リアに「VENUCIA=ヴェヌーシア」とあり、これは東風日産乗用車公司(日産と東風汽車との合弁)の自社ブランドと思われ、これもなかなか格好良いと思います。

なお、中国メーカーの車というとボディ形状は「ほとんどがSUV、ときどきセダン」。
とにかくSUV大好きなお国柄ということがわかります。

アルファードやノア/ヴォクシーのようなミニバンは皆無で、しかし商用と思しきミニバンは時々見かけることも。

ドアノブにリボンがついているのは結婚式に使用される車。
なお、こういった車は「レンタル」されることが多く、メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、キャデラックの上位モデルであることが多いようです。

これは日本車?
日本車だとトヨタとホンダが多く、レクサスもチラホラ。
日産は少なく、マツダやスズキ、スバルは皆無といった感じ。
日本車といっても現地企業と合弁にて生産している車が大半で、日本にはないモデル(中国専用)もかなりみかけます(レビンが中国専用セダンとして復活した、と報じられたのは記憶に新しい)。

奥に見えるのは「広州タワー」。

街中から地方に入ると一気に中国メーカーの車が増えるようです。
これはおそらくそこに住む人々の「所得」に起因するものと思われます。

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