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ランボルギーニ・ミウラが現代に蘇ったら。デザイナーがレンダリングを公開

2018/04/10

| 実際にミウラが蘇る日は来る? |

CGデザイナー、Marco van Overbeeke氏の考えた「ランボルギーニ・ミウラ」後継。
オリジナルのミウラにランボルギーニ最新のデザインを盛り込んでおり、現代風のデザインとなっていますね。
なお、ミウラの登場は1966年で、設計はパオロ・スタンツァーニ、デザインはマルチェロ・ガンディーニ。
初の大排気量ミドシップスポーツカーとしても知られ、その美しいデザインは今なお色褪せぬ輝きを持っています。

過去のデザインを現代風に

今回の「ミウラ」についてはその優雅なボディライン、Cピラー形状、リアのルーバー、ホイール、上下分割式のカラーなどにオリジナルの面影が見られますね。

ミウラはカウンタックと並んでランボルギーニのアイコンの一つでもあり、そのためランボルギーニは自社にてミウラをモチーフにしたアパレルの展開を行ったり、ウラカンにそのデザインを反映させたり(サイドステップやリアのルーバーなど)といった現状が見られますが、実際にミウラの後継モデルについては具体的な話はなく、そして多くのファンが「後継モデル」については気にしているところ。

なお、前フォルクスワーゲン・アウディグループのチーフデザイナー、ワルター・デ・シルヴァ氏が着任した際、ミウラを現代風に解釈した「ミウラ・コンセプト」が発表され、その際は「ついにミウラ後継が発売か?」と言われたものの、その後は市販化に向けた動きがない状態。

↓こちらがランボルギーニ・ミュージムに展示されるミウラ・コンセプト。来場者には一番人気だった

lamborghini

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しかしランボルギーニはミウラ後継について常に検討対象とはなっているようで、これまでも「現在のエクストリームなデザインとは異なる、優雅なデザインをもつ”ミウラのような”モデルも必要」と発言したり、実際にハイブリッドシステムを持つコンセプトカー「アステリオン」ではミウラ風のデザインを採用するなど、ミウラ復活についてはなにかを考えているのだろう、と思わせる部分も。

ただ、ミウラ復活となったとしても、セグメントとしては「スーパースポーツ」に位置することになり、しかしランボルギーニとしてはウルス=SUV、エストーケ=サルーンといった、「現状のラインナップとは競合しない」カテゴリの拡充が先だと思われ、スーパースポーツの投入は「優先順位としては高くない」のかもしれませんね。

なお、ランボルギーニは「その名称を使用するのはその一世代のみ」なので、仮にミウラのデザインが復活したとしても「ミウラ」を名乗らない可能性が高そうです。

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