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【試乗】451万円から買えるジャガー「E-PACE」(1)。まずは内外装をチェック

2018/04/07

| 価格は控えめなれど正真正銘のジャガー |

さて、「ベイビージャガー」ことE-PACE(Eペイス)に試乗。
実際に試乗したのはベーシックなグレードの「E-PACE(451万円)」ですが、画像に収めた展示車は「E-PACE R-DYNAMIC(504万円)」。
両者の違いは外観や装備にあり、R-DYNAMICの外観は専用バンパーやグロスブラックのグリル、ボディ同色のサイドパネルなどが装備されることで「都会的な印象」に。

なお、個人的な印象だと、ボディカラー同色部分が増えてグロスブラックのアクセントが与えられる「R-DYNAMIC」よりも、樹脂パーツが多くスキッドガード風のデザイン、そしてオフローダー的な印象を持つ「E-PACE(ベースグレード)」のほうがいいんじゃないか、という感じです。

ジャガーE-PACEはこれまでにないジャガー

なお両者ともエンジンの選択肢は「3つ」あって、まずはディーゼル180馬力「D180」、そしてガソリン250馬力「P250」、トップレンジの「P300(ガソリン300馬力)」。
グレードによってエンジンが固定されるのではなく(上位グレードだからハイパフォーマンスエンジンというわけではない)、まずグレードを選んだのちにそこから好きなエンジンを選ぶという、欧州コンパクトカーメーカーによくある手法を採用していて、このあたりジャガーが本国において新しいターゲットを狙っているということもわかります(日本ではこの仕様決定方法は一般的ではなく、しかし本国の方法をそのまま持ってきた、ということに)。

そして、グレード、エンジンを選択したのちに「装備」を選ぶ仕組みで、R-DYNAMICだと「素(これだとカーナビもついていない)」のほかに「S」「SE」「HSE」が選択でき、それぞれにホイールやシートなどの差異があります。

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なおエンジンはジャガーに初搭載となる新設計の「インジニウム」。
トランスミッションもはじめてジャガーに採用される9速ATで、駆動方式はすべて4WD。
これらエンジンやトランスミッションはレンジローバーに使用されるものと同様で、ここにグループ間のシナジー効果が出ている、ということになりますね。

ジャガーE-PACEの外観を見てみよう

まず実車を見た印象は「小さい!」というもの。
実際のところ全長4410ミリ、全幅1900ミリ、全高1650ミリなので実際は「小さくはない」のですが、ジャガーというとどの車もかなり大きく、よって相対的に小さく感じられることに。

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E-PACEは全体的に強い丸みを持ち、ジャガーF-PACEの縮小版と言った感じ。
プロモーションには積極的に「子ジャガー」が用いられていますが、そのイメージをよく表現したプロモーションだと思います。

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展示車のタイヤは235/60R18。
最近は「60」扁平率のタイヤを見ることはなく(しかも幅235であればなおさら)、かなり新鮮ですね。

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テールパイプはリヤバンパー内にインテグレート。

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フロントフェンダーにはおなじみのサイドスカットル。

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リアフェンダーはかなり力強く盛り上がっていて、実際に乗車してドアミラーをのぞいた時にも「おっ」と思うほどもマッスルさ。

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R-DYNAMICなのでグリルはグロスブラック仕上げ。

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ジャガーE-PACEのインテリアを見てみよう

ジャガーE-PACEの内装についての第一印象は「シンプル」。
他モデルのような高級さはないものの、反面「カジュアル」と言っても良さそう。
メインのメーターはアナログで、スピードメーターとタコメーターとの間にカラー液晶によるインフォーメーションディスプレイがあります。

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インフォテイメントシステムの操作はタッチ式ディスプレイにて。
車両のコントロールもここで行うようで、よって車内にスイッチ類がかなり少ないのも一つの特徴。

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センターコンソールも極めてシンプル。
エアコン操作系は大きなダイヤルで、ダイヤル内側のサークルに温度などの情報が表示される構造(文字がけっこう大きい)です。

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シートはグレインレザー+コントラストステッチ。
インテリアではそこかしこにアルミもしくはアルミ調の加飾が見られます。

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