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生産80台のみ、フェラーリSAアペルタの中古が登場。価格1.15億なるもピーク時より値下がり

2018/04/15

| 超希少モデル、フェラーリSAアペルタの中古が登場 |

フェラーリSAアペルタの中古がスペインより登場。
フェラーリSAアペルタは599GTO(限定生産599台)のオープンモデル(”アペルタ”はオープンの意味)で、生産はわずか80台のみ。
フェラーリは限定シリーズにも”少量で”オープンモデルを追加したり、そもそもオープンモデル自体が限定であったりする場合が多く、そのため「フェラーリのオープンモデル」の価格は必然的に高騰することに。

フェラーリのオープンモデルは常に高価値

ラ・フェラーリにおいても「クーペ」は500台の生産ですが、オープンモデルの「アペルタ」は210台。
458スペチアーレ(クーペ)は限定モデルではなかったものの、そのオープンモデルの458スペチアーレAは499台のみの限定モデルであり、その価値が異常に高くなっています。

反面、ランボルギーニの場合は限定モデルにおいてもクーペとオープンとを同数(チェンテナリオ、レヴェントン、アヴェンタドール・アニヴェルサリオ、SVも同様)製造し、「ヴェネーノ」では逆にクーペ3台、オープン9台と「オープンのほうが多い」のも一つの特徴。
なお、フェラーリSAアペルタの前にはV12エンジンを持つオープンモデルとして575Mスーパーアメリカ(559台)、550バルケッタ・ピニンファリーナ(448台)が存在しています。

なお、フェラーリの限定モデルに「~9台」が多いのは、「求められる台数よりも常に1台少なく作る(ことで市場価値を高める)」という故エンツォ・フェラーリの考え方を反映したもの。
ラ・フェラーリの500台、ラ・フェラーリ・アペルタの210台という数字については、それぞれ499台、209台の限定生産であったものの、チャリティのために「1台づつ」が後に追加されたことが理由となっています。

とにかくフェラーリでは「オープンの限定モデルは非常に価値が高い」ことになりますが、今回の個体は高価換算で1億1500万円程度の販売価格。
近代のフェラーリで「億」という価格はかなり高いように思え、しかしこれまでもSAアペルタは1億3000万円~2億円程度で取引されているので、むしろ安い、と考えることもできます。

フェラーリSAアペルタのエンジンは6リッターV12、出力は670馬力。
これはベースとなる599GTOと同じものですね。
ちなみにこの個体は過去に1億7000万円で落札されたことがあり、その後1億4000万円で販売されていたこともあるようで、「その価値をちょっとづつ下げている」ことになりそう。

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クリーム色(Avorio)のボディカラーにブラウンの内装という、なんともオシャレなフェラーリSAアペルタが中古市場に登場。
生産台数は80台のみと相当に希少な車で、今回は1億3000万円ほどの価格を付けられています。
これまでの取引だと2億円を超えることもあったので、以外と良心的な価格と言えるかもしれませんね。
希少なカラーではありますが、やはりコレクション価値を考えると「ロッソ」ボディカラーの方が人気が高いのかもしれず、それで数千万円分は値を下げているのかも、と思います。

販売されているのはオランダですが、最初にデリバリーされたのはアメリカとのことで、確かにサイドマーカーがUS仕様のオレンジに。

SAアペルタはフェラーリ599をベースとしており、ピニンファリーナ80周年を記念してつくられたロードスターバージョン。
「SA」はピニンファリーナ名誉会長と後継者、セルジオとアンドレアの頭文字をあわせたもの、とされています。
「599GTO」のオープン版と言ってもよく、そのためエンジンは599GTOと同じV12で670馬力を発生。

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限定80台という相当に希少な「フェラーリSAアペルタ」。
ナンバープレートの形状やフロントにナンバーがないことを考えると北米で目撃されたものと思われます。

SAアペルタはフェラーリ599をベースとしており、ピニンファリーナ80周年を記念してつくられたロードスターバージョン。
「SA」はピニンファリーナ名誉会長と後継者、セルジオとアンドレアの頭文字をあわせたもの、とされています。

エンジンは599GTOと同じもので6リッターV12、670馬力を発生。
フロントスクリーンが低く設定され、トップも簡素なものとなるなどまさに「ロードスター」であり、レッドとブラックで統一された外観はかなり引き締まって見えます。
なおトップの布地部分に跳ね馬(プランシング・ホース)があるのがシブいですね。

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フェラーリ599SAアペルタがオークションに登場。
フェラーリ599GTOをベースに作られたオープン版で、エンジンは661馬力を発生するV12自然吸気。

トランスミッションはセミオートマで、変速速度が早められているのが特徴(シフトアップは60ミリセカンド、ダウンシフトは120ミリセカンド)。
ベースとなるフェラーリ599GTOは599大が生産されていますが、この599SAアペルタは80台のみの生産となっており、かなり希少なモデル。

走行距離は2000キロ程度となっており、画像の通り程度も良好。
外装はレッド、内装もレッド、エンジンのヘッドカバーやブレーキキャリパーもレッドというなんともフェラーリらしい仕様であり(ホイールのセンターキャップもレッド)、ブラックのホイールやカーボンパーツ、ホワイトのストライプが美しいコントラストを成していますね(リアのフェラーリ・エンブレム=プランシング・ホースもブラック)。

なお、予想落札価格はその希少性を反映して最高で1億6000万円程度と見られます。

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