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ポルシェ911”スピードスター”が本当に登場!991世代でもっとも「レアなモデル」に?

| ”最後の大物”がついに登場? |

以前にポルシェが「911スピードスター」を発売かというウワサが流れましたが、なんとそのウワサは事実であったようで、今回はじめてそのプロトタイプが目撃に。
「スピードスター」とは、その名の通り走行性能を第一義に考えたクルマであり、重心を下げるためルーフを廃してフロントウインドウ上部をカットして重心を落とし(ガラスはクルマを構成するパーツの中でもかなり重い)、そしてトップについても電動開閉機構など「重量増加」に繋がるデバイスは持たず、とにかく簡素に仕上げたクルマを指します。

「スピードスター」は特別なモデル

近年発表された「スピードスター」だとアストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート・スピードスターがありますが、これはほかの「ヴァンキッシュ・ザガート」の限定台数が99台、8000万円程度であるのに対し、ヴァンキッシュ・ザガート・スピードスターは28台限定、価格1億8000万円。
とにかくどのメーカーにとっても、あらゆる意味において「特別扱い」なのがスピードスターであり、今回のポルシェ911スピードスターもそれは同様だと思われます。

当然ながら「限定」モデルとなるはずで、911Rに続いて「億」に達するプレミアをつけるかもしれませんね。

Porsche-911-Speedster-6

今回の画像を見ると、フロントバンパーやフロントフード、リアフェンダーは911GT3と同様。
ただしリアウイングは取り払われ、代わりに左右にパワーバルジのような「盛り上がり」のあるエンジンフードが与えられているようで、これはつまり「幌の下に隠れているものの、座席後部から連続するコブ(スピードスターカバーみたいな)を持っている」であろうことがわかります。

Porsche-911-Speedster-1

なお、幌(トップ)はボクスター・スパイダー同様の形状になると思われ、しかしこのプロトタイプでは「通常の911カブリオレ」に見えるように「幌を偽装」。
これはかなり珍しい例だと言えますね。

Porsche-911-Speedster-10



ポルシェのスピードスターってどんなものがあるの?

ここでざっと過去のスピードスターを振り返ってみましょう。
まずは356スピードスター。
1954年発売、4722台が生産されたと言われますが、「オリジナル」が出回ることは非常に少なく、(オリジナルに敬意を払った)レプリカが数多く見られるモデルでもあります。
幌の簡素化、チョップされたフロントウインドウは「軽量化」「低重心化」を狙ったものとされ、純粋に運動性能向上を狙ったモデルでもあったのでしょうね。

次いで1988年登場の930型スピードスター。
標準ボディ、そしてターボと同じフレアフェンダーを備える「ターボルック」も発売されており、生産は2000台程度とされ、日本には150-200台程度が入ってきたのでは、と言われていますね。
インテリアが豪華仕様となっている個体もあり、356とはやや経路が異なる「エクスクルーシブな」路線に走ったモデルではないかと思います。

その後は964スピードスター(1998年)。
標準ボディのみとなるものの、フロントウインドウの簡素っぽさが356を連想させますね。
生産台数は936台で、日本には106台が輸入され、964世代から設定されたオートマティックトランスミッション「ティプトロニック」が74台、と7割を占める結果に。
ティプトロニックの導入は賛否両論ありましたが、結果的にはポルシェの販売を大きく拡大する結果となっています(水冷化も同様)。

直近のスピードスターとなる997スピードスター。
356へのオマージュということもあって生産台数は356台、と歴代スピードスターの中で最も少なく、中古市場でも安定して高値を維持する車(長期的に見ると911Rよりも価値が高いと考えている)。

ポルシェの考える「もっとも価値の高い限定モデル」のベスト4にランクされる車で、エンジンはカレラGTSの408馬力版、0-100キロ加速は4.6秒。
日本への輸入はわずか6台で、これまで「10%くらい」が入ってきた930/964世代のスピードスターに比べると非常に少ない数字となっています。

もちろんフロントスクリーンはカットされて全高はマイナス6センチ。
ホイールは戦闘の「フックス」、ソフトトップは手動で、ダブルバブル形状のカバーも装備されるなど、歴代スピードスターの中でも「もっともスピードスターの本質に近い」モデルと考えてよさそう。

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