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スバルが「EVOLTIS(エヴォルティス)」を商標登録。今年発売のハイブリッドモデルの名称?

2018/04/18

| スバルはニューモデルの名称として「EVOLTIS」を商標登録 |

スバルは今年後半に「ハイブリッドモデル」をリリースするとしていますが、その名称が「Evoltis(エヴォルティス)」となる、と報じられています。
これはアメリカの特許庁へとスバルが「Evoltis」を登録したことから明らかになったもので、スバル自身はこれについてコメントしていないものの、「おそらく新型車に使用される」と見られています。※エボリューションとボルトとが組み合わされて格好良い。画像はクロストレック・コンセプト

新型ハイブリッドには大きな期待が

スバルはハイブリッドなど次世代動力源への投資を抑え、そのぶん自動車を安く、かつ高い利益率にて製造するメーカー。
もともと「シェア1%で十分」という戦略を持っており、無理してまで販売を拡大しない方針でしたが、意図に反し(?)クルマが売れに売れてしまい、その結果メインマーケットのアメリカでは「環境規制対象」に。

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これは一定販売台数以下のメーカーであれば規制が免除されるものの、逆に一定台数を超えれば厳しい環境規制に適応しなくてはならないというもので、スバルとしてはこの「厳しい規制」に対応する必要が生じています。

ただ、今まで開発してこなかったハイブリッドを急に開発するのもコストがかかるため、スバルは「トヨタの技術を使用した」ハイブリッドを投入するとコメントしており、よって今年発表されるハイブリッドモデルもトヨタのエレクトリック技術を使用している、ということになりますね。

具体的には「プリウスのハイブリッドシステム」を使用する可能性が高く、しかしエンジンはスバルの「水平対向」を使用するともスバルは以前に述べていて、となるとけっこう面白い車になりそう。

今回発売されるハイブリッドモデルは「スポーツモデル」ではないと思われ、しかし前輪をガソリンエンジン、後輪をモーターで駆動する可能性も。
なお、そうなるとこの構造は「次期WRX STI」に採用されるであろうパッケージングと同じで、ここから「スバルの新しい歴史」が始まるのかもしれません。

ちなみにスバルは以前に「エレクトリックモデルを投入するのであれば、新モデルではなく、既存モデルのひとつのラインナップとして投入」と発言していて、今回の商標登録とは異なる意図となっています。

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