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BMWは複数形状のバッテリーセルを開発中との報道。スポーツEVには低重心バッテリー?

2018/04/27

| BMWはEVの多様化にあわせてプラットフォーム/バッテリーも多様化 |

BMWがいくつかの異なるタイプのバッテリーセルを開発中、との報道。
BMWは今後「第五世代」となるEVを発売してゆくことになりますが、ボディタイプがいくつかあり、それに適合するべく複数のバッテリーセルを持つ必要があると判断したようですね。
加えてPHEVとEVとではまた異なるバッテリーレイアウトになるはずで、それも考慮しての行動だと言えそうです。

BMWはこれから25ものエレクトリックモデルを発売予定

なおBMWは2025年までのエレクトリックモデル発売計画を公表しており、これによるとMINIのフルエレクトリックモデル、iX3、iNEXTの発表が控えているものの「i4」もここへ加わる可能性が大。
加えてプラグインハイブリッドも登場するはずですが、当然これらではレイアウトが変わるのは必至。

たとえばEVだと「平らなシャシーの上にバッテリーを敷き詰めればOK」ではあるものの、PHEVだとガソリンエンジン、トランスミッション、エキゾーストシステムがスペースを圧迫したりフロアを貫通するためピュアEVと同じバッテリーレイアウトにはできず、そして同じピュアEVでもスポーツタイプであれば駆動輪付近に重量物であるバッテリーを配置する必要が出てきたり(しかもより低く)、この辺りは昔から重量配分や重心にこだわるBMWとしては「全て同じバッテリーを使用することはできない」ということなのかもしれません。

ちなみにBMWは将来的にプラットフォームは一つに絞るとしていたものの、最近ではこれを翻意。
やはり一つのプラットフォームですべてのモデル、そしてそれぞれに求められる要件を満たすのは不可能だと判断したのでしょうね。

言い換えると「効率化のためにパッケージングを犠牲」という考え方から、「パッケージングのためにコストを犠牲」へと変化しており、つまり「バッテリーのためにその車の性能やデザインを犠牲にしない」ということに。



なお、バッテリーはEVにおいて多くのスペース、そして重量の大きな部分を占めると言われますが、仮に「同じ容量であれば半分くらいの重量ですむ」ソリッドステートバッテリーが実用化されればEVは大きく変わることになりそう。
より室内空間が広くなる、もしくは車体をコンパクトにできるようになると思われ、たとえば「BMW 7シリーズと同じ室内空間を持つのに、ボディサイズは1シリーズくらい」の車ができるようになる可能性も。

しかし「大きい方がエライ」という国も(中国筆頭に)多く、その場合は「7シリーズのボディサイズを持ちながらも室内空間がさらに広く、荷室も巨大な」車ができることにもなりそうですね。

加えて現代のバッテリー技術では「エレクトリックスポーツカー」を作ることが非常に困難。
たとえば加速だけならテスラ・モデルSをみてもわかるとおり世界最高レベルのものができますが、そのパフォーマンスを実現するためのバッテリーを積むと重量が軽く2トンを超えてしまい、そうなるとスポーツ(サーキット)走行時にはサスペンション、タイヤ、ブレーキなどすべてに負担がかかることに。
さらに全開走行を行うと「ものの20ー30分で」バッテリーが消耗しきってしまうことになり、こういった現状を鑑みるにガソリンエンジン搭載車と同等のサーキット走行性能を持つエレクトリックスポーツ、もしくはエレクトリックスーパースポーツ/ハイパースポーツの実用化もソリッドステートバッテリーの実用化を待つしかないのかもしれません。

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