| なんと日産のSUVがケーニグセグ・アゲーラRSを抑える |
日産キャシュカイ(先代キャシュカイは日本では”デュアリス”の名で販売)が最高速度を競う「Vmax 200」イベントにて、なんと時速382.7キロを記録。
同じイベントではケーニグセグ・アゲーラRSも参加していますが、そちらの記録は時速356キロ。
つまりキャシュカイはケーニグセグよりも高い速度で走行した、ということになりますね(イベントではもちろんトップの記録)。
エンジンは日産GT-RのV3.8リッターツインターボ
なお、ケーニグセグ・アゲーラRSは時速447キロという世界最高記録を持っているクルマですが、今回のイベントでは時速356キロにとどまり、あまり調子が良くなかったのかもしれませんね。
なお、このキャシュカイは当然ながらノーマルではなく、最高速チャレンジ用に究極カスタムがなされたもの。
エンジンは日産GT-R用の3.8リッターV8ツインターボで、しかもこれを2000馬力にまでチューンしています。
タービンは手前の2つとなりますが、そのサイズは「巨大」。
遮熱のために金箔のようなものは貼られており、インテークはカーボンファイバー製。
内装はほぼ全てが剥がされ、シートはフルバケットシートに、そして内装にはロールケージが張り巡らされることに。
なお、これまでの「SUV速度最高記録」ホルダーはトヨタ・ランドクルーザー(もちろんハードにカスタムされている)の時速370キロ。
トヨタ自らがレース用のピストンやコンロッドを仕込んで2000馬力にまでチューンしSEMAにて公開したクルマですが、SUVが400キロ近い速度をマークするとは「恐ろしい世の中になった」と思います。