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中国が関税引き下げとの噂。今までは輸入扱いだった高級車やスポーツカーが中国で売れ始める?

2018/05/05

| 中国の関税引き下げで高級車市場に異変? |

Mercedes-Benz A-Klasse, Z 177, China, Limousine mit langem Radstand
Mercedes-Benz A-Class, Z 177, China, Sedan, long wheel base

Bloomberg報じたところによると、中国政府は輸入車に課す関税を現在の25%から10~15%へと引き下げる意向を示している、とのこと。
現在中国に輸入される車はこういった「関税」が付与されることになり、これだけで1000万円の車は1250万円に。
加えて価格帯(2500万円くらいから)によっては「贅沢税」、そして排気量に応じた税金、都市部ではナンバープレート代金として数十万円〜100万円といった出費もあり、中国で車を購入するのは何かとお金がかかる模様。

中国では車が増えすぎ

これは中国政府が「増えすぎた車をなんとかしたい」と考えて販売を抑制しているためですが、現在の中国自動車市場の伸びっぷりを見るに、それでも人々は車を買いまくっている、ということになりますね。

なお、多くのメーカーが中国において現地企業との合弁にて国内生産を行なっていまるものの、高価格帯モデル、販売数量の少ないモデル、スポーツモデルなどは「輸入」。
たとえばアウディの場合、A4は中国生産ですがTTは輸入なので、A4(非課税)に比べてTT(課税)はそうとうに割高。
よって日本における「A4」と「TT」との価格バランスとは全く異なる構成となっており、これは中国特有の現象だと言えそうです。

加えてアウディではS、RSモデルも「輸入」。
日本だとA5が686万円S5は913万円、RS5が1257万円で販売されているものの、中国だとA5が現地生産されているとすれば、A5の価格はS5やRS5とはかなり価格差がある、ということに。
ほか、Q7やR8も現地生産はないので「輸入車」となりかなりな高額で販売されることに。



メルセデス・ベンツだとSLC、SLなどのスポーツモデルが輸入扱いとなり、同じくAMGも輸入。
よって、中国でのメルセデス・ベンツEクラス(これは現地生産されている)とメルセデスAMG E43も相当に価格差がある、ということになりますね。

自動車市場全体的なことで言えば、当然中国内には「中国車」があり、これらは非常に安価(日本円で100万円を切るものも珍しくない)。
しかしながら輸入高級車は日本の2倍〜3倍くらいの価格で売られており(ランボルギーニ・ウラカンは現地の小売価格が7500万円くらい)、安い車と高い車との価格差が日本に比べて大きくなっています(ちょうど所得格差のようなもの)。

しかしながら今後「関税」が引き下げられるとすると、これまで輸入扱いだった高価格帯のモデルが「今までより安く」買えることになり、かつ、「本国生産」にこだわる中国人がこぞってこれら「輸入車」を買い求めることになりそう。

加えてレクサスは中国現地生産を行なっておらず、そのため現在は関税含めて(日本の比ではないくらい)高価ですが、これも関税引き下げ後には大きく販売を伸ばすのかもしれません。

なお中国の品質は何かと信用できないというのがぼくらの共通認識だと思いますが、実は中国の品質を信用していないのは中国人も同じで、たとえば同じ中国生産となるソニーのデジタルカメラ(同モデル/型番)があったとしても、「日本で販売されているデジカメ」のほうが「中国で販売されるデジカメ」よりも品質が良い(中国向けは品質が落とされていると信じている)と信じていて、そういった意味でも輸入モデルに人気が集まるのでは、と考えています。

ちなみにオーストラリアには「贅沢税」があり、これもだいたい1500万円くらいを超えると課税がなされるようですが、これもそのうち撤廃されると報じられていて、中国の例もあって、世界的に「高級車市場」が成長するのではないか、とも言われていますね。

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