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フォルクスワーゲンはセダンを捨てず。アルテオン、ジェッタ、そしてEVなど「セダンにチャンスがある」

2018/05/04

| フォルクスワーゲンは意外とセダンも重視 |

フォルクスワーゲンが「デジタル・トレンド」のインタビューに応じたところでは、「今後数年はSUVがもっとも注力すべきジャンル」としながらも、コンパクトカーやセダンについても”諦めていない”と発言。
なお、フォードは(SUVやトラックを除いた)アメリカ向け乗用車部門について「マスタングとフォーカス・アクティブ以外を全て終売」に、つまりセダンやコンパクトカーといったモデルをすべて無くしてしまうという判断を取り、市場を驚かせています。

EVとセダンとの相性はいい?

なお、フォルクスワーゲンがこう語る理由としては「今後におけるEV展開のため」。
VWは「EVにおいてセダンやコンパクトカーは非常に重要だ」としており、自社がこのセグメントにおいて大きな強みを発揮できる、とも語っています。

フォルクスワーゲンというと「SUVハッピー」な会社で、グループあげて多くのSUVを投入し、中国市場専用にもどんどんSUVを発売してゆく意向。
しかしながら直近でも「アルテオン」「ジェッタ」というセダンを発表しており、そのエレクトリックブランド「I.D.」からもセダンを発売する予定(VIZZIONコンセプトの市販版)を持っていて、以外や「セダン」に注力していることもわかります。

I.D.ブランドからはワーゲンバス(BUZZ)、SUV(CROZZ)、ハッチバック、そして上述のセダンを発売することになりますが、このラインアップを見ても「SUV注力」というわけでもなく、バランスの良い構成を持たせようとしていることが理解できますね。

同じフォルクスワーゲングループ内でもアウディのEV「e-tron」はちょっと高級なSUV、ポルシェの「ミッションE」は高級セダンとワゴンという構成となるので、グループ全体としては「あらゆる価格帯、セグメント、カテゴリ」を網羅できるのかもしれません。

ちなみにフォルクスワーゲンは中国市場を重視しており、またその販売比率が高いという特徴を持ちますが、中国市場では「セダンが好まれる」ということも考慮しているのでしょうね。

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