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マクラーレン「SUVは作らない。それは我々の顧客を裏切ることになる」→暗にライバルを批判

2018/05/04

| マクラーレンはSUVを作らない |

マクラーレンが再度、「SUVを作ることはない」と公言。
これはマクラーレンのセールス&マーケティング部門のボス、ジョリオン・ナッシュ氏がメディアに語ったもので、スポーツカーのみを作るという明確なブランドのDNAを示し、そしてそれは将来の展開において非常に重要なことだ、と述べています。

紆余曲折あってスポーツカー専業に

なお、マクラーレンが市販車ビジネスに参入する際は「セダン」「ワゴン」含めたフルラインアップカーメーカーを目指すとしていたものの、その後に路線を変更し、「スポーツカー一本」へと展開を絞ることに。
その結果として大きな成長を記録しており、マクラーレン自身も現在の成果には非常に満足している、とのこと。

ちなみにイギリスのメーカーはモーガン然り、アストンマーティンやランドローバー、ロータスなど「特定のカテゴリ専門」といったメーカーが多く、反面ドイツや日本、アメリカの自動車メーカーは「総合ラインナップ」を目指す傾向が強いようですね(イタリアもイギリスと方向性が似ている)。

アストンマーティンは最近多種多様なラインナップを持ちますが、これを拡大解釈して「徹底して富裕層のみをターゲットに絞った」という意味では「特定カテゴリ(富裕層)専門」とも言えるのかもしれません。

マクラーレンはかつてポルシェやランボルギーニ、フェラーリ、アストンマーティンといった生粋のスポーツカーメーカーがSUVを発売したり投入を計画していることについて厳しいコメントを出したことがあり、その際は「我々は他メーカーのように、カネのためにSUVを作るようなことはしない」というもの。
さらに今回は「もしSUVを作るようなことがあれば、我々(マクラーレン)は顧客を裏切ることになる」とも述べていて、これは暗にではあるものの、強烈にライバルの動向を批判している、とも言えそう。

なおマクラーレンは「EV」についても可能性を見出しており、しかしそれはあくまでも”環境”というよりは”スポーツ”という観点から。
実際にテストを行っているものの、現段階ではバッテリー性能がマクラーレンの求めるレベルに達していない(サーキットで全開走行を行うと、モノの数十分でバッテリーが消耗しきってしまう)としており、実際にエレクトリックスポーツを発売するのは「バッテリー性能がマクラーレンの求める水準に達した後」だと以前に発言。

同様に自動運転についても「取り組む」意向を見せているものの、こちらもやはり”安全運転”というよりは”より速く走るため”。
自動運転にてサーキットを走行することで、ドライバーに対して「最適な」走り方を教えるために自動運転を活用する、という方向性を示しています。

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