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メルセデス・ベンツが300SL向けのパーツを「新品」として発売。流行の復刻ビジネスに参入

2018/05/13

| メルセデス300SLガルウイングのパーツが新品として購入可能に |

メルセデス・ベンツが1954~1957年の間に1,400台しか製造しなかったメルセデス300SLガルウイングのボディパーツを60年以上経った今、「新品として販売する」とアナウンス。
これによってメルセデス300SLガルウイングのオーナーはメルセデス・ベンツのディーラーにゆけばそのパーツを購入できるということにありますが、おそらくは「レプリカ製造防止」「転売防止」といった観点から「パーツ購入には、車検証など、正当なオーナーである証が必要」だと思われます。

自動車メーカーは近年復刻に力を入れている

なお、近年はこういった「パーツ復刻」が盛んになっており、ポルシェやジャガー、ランドローバーが古いモデル向けのパーツを販売しているほか、日本車だとホンダがビート、マツダが初代ロードスター、日産がR32 GT-R向けのパーツ復刻を開始(それでも全てのパーツが揃うわけではない)。

そのほかメーカーとしてレストアサービスに力を入れるメーカーも多く、上述のポルシェ、ジャガー・ランドローバーのほか、フェラーリ、ランボルギーニ、BMWも同様。
その理由としては「過去モデルの価格が高値を維持していれば、現行モデルの値下がりも抑えられ(価格上昇期待がある)、ひいてはブランド価値が向上し、現行モデルの販売が有利になる」ため。

よって腕時計だと「パテックフィリップ」が自社にてオークションへと参加し、出品された自社製品(パテックフィリップ)を高値で落札するなどしていますが、こういった努力が結実しない例も。

たとえばアストンマーティンやジャガー、マクラーレンは過去のモデルが非常に高い価格で取引されますが、現行モデルの売却価格は他ブランドに比べてもちょっと厳しく、この改善にはまだまだ時間を要したり、直近でヒットモデルを出す必要があるのかもしれません(アストンマーティンはDB11発売以後、ちょっと流れが変わってきた)。

なおクラシックモデルのパーツ復刻のほか、「車体そのものを復刻し、新車として」発売するメーカーもあり、ジャガーやコブラがこれに該当(フェラーリも興味を示しており、この流れは続くかもしれない)。

ちなみに今回のメルセデス・ベンツ300SLについて、公開されたパーツか価格(邦貨換算)はおおよそこんな感じ。

・フロントパネル右:1,550,000円
・フロントパネル左:1,550,000円
・リアパネル右:2,000,000円
・リアパネル左:2,000,000円
・リアエンドセンターセクション:4,000,000円
・リアエンドフロア:1,200,000円

この価格を見る限りでは、ボディパネル全部を揃えると軽く1000万円に届きそうで(それでは済まないかも)、金額のことだけを考えるとワンオフで作った方が良さそうですね。
ただ、こういった車を所有する人は「金額」にこだわらないと思われ、かつ「純正」が最重要課題と思われるため「費用にこだわらず購入」することになりそうです。

ちなみにこれらパネルは実車を3Dスキャンして製造されるとのことですが、最終的な仕上げには「木型」が用いられるなど”昔ながらの製法”で仕上げられる模様。

これら300SLガルウイングのパーツについて、現段階ではまだまだ数が少ないものの、今後どんどん拡充してゆく予定だとしており、これもほかメーカーと同じ動きだと言えそうです。

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